というわけで、数年ぶりにポータブルオーディオプレイヤーを購入しました。
- ハイレゾ対応
- デジタルアンプ内蔵
- コーデックも複数対応
- ワイヤレス対応
一昔前ならこれだけ揃っていれば十分だった思うんですが、ぶっちゃけ時代はサブスクです。定額制音楽聴き放題サービスの時代です。
【2023年版・最新比較表あり!】定額制音楽聴き放題サービスまとめ - Apple Music・Spotify ・Amazon Music Unlimited・ AWA・Line Music・Youtube Music -
続きを見る
定額制音楽聴き放題サービスとは、だいたい月1000円ほど払って5000万曲ぐらいの曲が聴き放題になるサービスなんですが、これが使えないのはポータブルオーディオプレーヤーとしては致命的。
そこで私がチョイスしたのが、ソニーの「NW-A55」というウォークマンです。この「NW-55」、なんとBluetoothを介してレシーバーになるんですね。スマホと接続すれば、スマホ内のサブスクが聴けてしまうんです。
「おーいいじゃん!」と思いましたが、もうひとつ問題が。
実は数日後にAndroid搭載のウォークマンが発売するというタイミング。 Android搭載ということは、スマホと接続しなくてもサブスクが聴けてしまうんです。機能でいえばパーフェクト。
▼ ストリーミング対応モデル
ですが、価格が35000円とちょいお高め。それに比べるとNWー55はかなり安い。
使用頻度や使い勝手を含め、NW-55にすることにしました。
SONY NW-A55 ウォークマンレビュー
「サブスクを聞くためならスマホでいいんでは?」と思うでしょうが、この「NW-55」にはできるだけいい音で聴くための機能が備わっているんです。
- CDの約6.5倍ある(192kHz/24bitの場合)ハイレゾ音源に対応
- ハイレゾ音源のクオリティーを引き出すフルデジタルアンプ「S-Master HX」搭載
- MP3音源やCD音源などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」搭載
- ワイヤレスでもハイレゾ音質で楽しめるLDAC対応
- 一般的なSBCやACC、aptX、aptX HDコーデックだけではなく、高音質コーデック「LDAC」にも対応
- ポータブルヘッドホンアンプやUSB DACアンプと接続
ハイレゾ音源に対応していたり、ハイレゾ相当に音質を引き上げる機能がついているんですよね。
詳しい構造までは理解していませんが、まー良さげ。笑
同梱物
- NW-55 本体
- 充電、転送用ケーブル
- 保護キャップスペア
- 説明書類
イヤホン付属モデルもありますが、こちらは本体だけのモデルです。
本体の仕様について
写真じゃ伝わりにくいかもしれませんが、サイズは非常にコンパクト。スマホよりも小さい「3.1型、WVGA(800x480ドット)ディスプレイ」です。持ち歩くならこれぐらいがちょうどいい。もちろんタッチパネルです。
カラー展開は、トワイライトレッド、ペールゴールド、グレイッシュブラック、ムーンリットブルー 、ホライズングリーンの5種類。
裏面にはワンタッチでBluetooth接続ができる「NFC」を搭載。ウォークマンのロゴもいい感じ。
こちら内蔵メモリ16GB(MP3で約3,300曲)ついてますが、MicroSDカードで拡張も可能です。
右サイドには操作系ボタン。
下にはオーディオジャックや充電やデータ転送を行うポートがあります。ポータブルヘッドホンアンプやUSB DACアンプと接続も下面からですね。
操作、設定について
見た目に似合わず機能がてんこ盛りなんでここで全て解説するのは無理ですが、よく使う操作はホーム画面から2クリック以内で到達できます。
サイドのボタン類もわかりやすく、すぐに見なくてもに操作できるようになります。
そのほかの機能について
メインはもちろん音楽プレイヤーなんですが、その他にも「語学学習プレイヤー」としていろいろな機能が搭載されていたり、「FMラジオ」が聴けたりなんかします。
NW-55のおすすめポイント
レシーバー機能がすごい
特筆するおすすめ機能は、なんと言ってもこのレシーバー機能でしょう。上の画像を見てもらうとわかると思うんですが、iPhoneなんかのスマートフォンと接続が可能。スマホ内のアップルミュージックやSpotifyなんかのサブスクが転送で聞けてしまいます。すごくないですか?(サブスクの操作はスマホで行う必要がありますがw)
しかもウォークマンを通すことでハイレゾ相当に音質がアップします。すごい。
全てのコーデックに対応
コーデックは、
- 対応コーデック(送信) : SBC, LDAC, aptX, aptX HD
- 対応コーデック(受信) : SBC, LDAC, AAC
となっております。イヤホンやヘッドホンの種類で困ることはありません。
▼ 音質やコーデックに関する解説記事はこちら
イヤホンやヘッドホンの音質を左右するドライバーやコーデック、ハイレゾ、Bluetoothなどの基本を解説
続きを見る
まとめ:実際に聴いてみた感想やイマイチなポイント
購入時に店頭で試聴したんですが、普段スマホで聴いてる自分からしたら「さすがだわ..」という感想でした。音の分離や迫力、繊細さが段違いです。(ハイレゾ音源試聴)
もちろん上を見ればキリが無いですが、この価格でこの音で聴けるっていうのは十分満足させてくれるレベルだと思います。(特に有線ケーブルで聴く最近のハイレゾ音源はなかなか凄いことになっています)
イマイチポイントですが、強いていうなら「やっぱりウォークマン本体でストリーミングができたらそれに越したことはないかな」とは思います。先ほども書きましたが、今度発売するストリーミングモデルなら直でアップルミュージックなんかが聴けます。35000円出す価値があるのかどうかは個人の感覚によるでしょうね。
▼ おすすめ高級イヤホンはこちら
【Westone B30 レビュー】温かい音で包み込むハイクオリティな高級イヤホンだと思う
続きを見る
▼ 音がすごくいい安価モデルはこちら
名機との呼び声高いイヤホン『final E2000』を実際に聞いてみた
続きを見る
【レビュー】HomePod買った。噂通り音はいいけど、イマイチなとこもいくつかあるな〜
続きを見る