発売されたてほやほやの完全ワイヤレスイヤホン、dyplay「ANC Shield Pro」のレビューです。
いやー、完全ワイヤレスイヤホンのレビューは久しぶりです。しかもアクティブノイズキャンセリング搭載!
dyplayといえば、先日レビューした「Urban Traveller 2.0」が非常に良かったのが印象深いメーカー。
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デザイン性もさることながら、価格帯に見合わない音質で非常に驚きました。
で、今回は完全ワイヤレスイヤホンです!
下位版の「ANC Shield」に改良を加えたPro版ということですが、その実力はいかに?
dyplay「ANC Shield Pro」レビュー
dyplay「ANC Shield Pro」の特徴は、
- dyplay「ANC Shield」から進化したPro版
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- チャージケース付き
- Bluetooth 5.0
- 最大32時間使用可能(チャージ込み)
- 対応コーデック:AAC&SBC
- Siriに対応
といった感じで、今どきの完全ワイヤレスイヤホンのスペックは十分クリアしている印象です。
アップル製品でもないのに、Siriに対応しているというのはいいですね!
スペック
モデル名 | dyplay「ANC Shield Pro」 |
Bluetoothバージョン | ver.5.0 |
スピーカーユニット | 9.2mm ドライバー |
周波数帯域 | 20Hz 〜 20kHz |
バッテリー容量 | 50mAh(イヤホン) 360mAh(充電ケース) |
連続再生時間 | 6時間(ANC ON) 8時間(ANC OFF) |
トータル再生時間 | 24時間(ANC ON) 32時間(ANC OFF) |
充電時間 | 2時間(イヤホン) 0.5〜1時間(充電ケース) |
同梱品
- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーチップ × 6セット
- 充電ケーブル(Type-C)
- クイックマニュアル
実機レビュー
当然ケースは、充電機能付きです。デザインもどことなく「Beats by Dr. Dre」に似ていて個人的には好みです。
ケースはフロントからぱかっと開けるタイプ。充電の残量はLEDが最大4つ点灯します。
背面には充電ポート。ケーブルはUSB-Cです。
イヤホンはマグネット式でしっかりフィットする仕様です。L.Rの記載があるのも親切でGOOD。
イヤホン表面には、LEDインジケーターとノイキャン用のマイクがあります。ロゴマークに関してはもう少し頑張ってほしかった。笑
内側にもノイキャン用のマイクがあります。あとはR.Lの印字もあります。(これ重要!)
dyplay「ANC Shield Pro」の操作方法
操作方法はすべてイヤホンの側面をタッチすることで完結します。
イヤホンのよっては「カチッ」っと反応するボタン式のものもありますが、「ANC Shield Pro」はセンサーですね。クリック感はありません。
左耳 | 右耳 | |
再生 / 一時停止 | タッチ | |
音量 | マイナス(ダブルタッチ) | プラス(ダブルタッチ) |
曲送り/ 曲戻し | 前の曲(2秒長押し) | 次の曲(2秒長押し) |
ANCモードON・OFF / 聞き取りモード | タッチ | |
電話に出る | タッチ | タッチ |
電話を切る | タッチ | タッチ |
電話を拒否 | 2秒長押し | 2秒長押し |
Siri | 3回タッチ | |
上手く操作できるまでちょっとだけコツが要りますが、10分も練習するればすぐに使いこなせるようになります。
Bluetooth接続について
初めて使用する時は、絶縁シートを剥がしてまず充電しましょう。
充電完了後、イヤホンを取り出すと何もしなくてもペアリングモードになっていますので、使用したいオーディオ機器側で「dyplay ANC Shield PRO」を選択すればOKです。(Bluetooth connectedとアナウンスされます)
2回目以降は自動的に接続してくれるのでなにもしなくてOK。接続も非常にスムーズです。
リスニングモードが3種類あります
dyplay「ANC Shield Pro」は、リスニングモードが3つあります。
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)モード
- 聞き取りモード(サイレントモード)
- すべてOFF
ANCモードは、雑音を消し去ってくれます。ノイズキャンセリングですね。
聞き取りモードは人声の周波数を増強し、イヤホンを装着したまま人とコミニケーションできます、周囲の環境音にもより感知やすくなります。
音質について
正直に書きますね。
「聴くジャンルによっては雰囲気が出ていいかな〜」という感じです。
音の傾向としては少し湿った感じの音で、低音強めでちょっとだけこもりがち。90年代のUS HIPHOPの音質をイメージしてもらえるといいと思います。
なのでクリアな音質や最近のパーティーチューン用のイヤホンを求めている方向けではないです。オールドでクラシックな音楽をこよなく愛している方なら「いい感じのエフェクトがかかってるな〜」くらいのテンションで気に入ると思います。
ANCについては、ONにするとイヤホン外の高音をカットしてくれる感じ。効き具合は、効いてるといえば効いているという感じでしょうか。なのでしっかりノイズキャンセリング効果を得たいなら、やっぱりヘッドホンのほうがいいと思いますね。
サイレントモードに関しては、ちゃんと変化を感じることができます。ですが、視聴中の音が大きいとサイレントモードにしてもあまり意味がないので、音量は程々に。
どんな人におすすめ?
というわけで「どんな方におすすめか?」ですが、
- オールドミュージックの音質が好き、もしくはよく聴く
- 比較的安価でノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
- サイレントモードが搭載していると助かる
- デザインが気に入った
この辺りの方にはバッチリのイヤホンだと思います。
気になる方はチェックしてみてください!では〜。
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