提供:RAVPower
先日発売と同時に、あっという間に売り切れになってしまった噂の小さすぎる急速充電器「RAVPower 61W USB-C(RP-PC112)」
これまでも携帯性に優れた小型な充電器(ACアダプター)はいくつかありましたが、この製品は一味違います。
というのも、最小・最軽量クラスにして驚異の61W出力という、これまでになかったレベルの小さな急速充電器なんですね。
後ほど詳しく解説しますが、61WというとMacbook Proなどの純正充電器と同じ出力です。しかも同じ出力なのにサイズはかなり小さい。
ここでは詳しい外観や仕様、他のアップル純正ACアダプターとの比較、実際に充電してみた計測値をレビューしていこうと思います。
小さくて急速充電可能なPD対応充電器をお探しの方のは間違いなく朗報になると思いますよ。
RAVPower 61W USB-C ACアダプター レビュー
まず最初に、「なぜアップルでもなし得なかったこのサイズの高出力急速充電器が作れたのか?」という部分ですが、「Gan (窒化ガリウム)」というテクノロジーの恩恵のようです。
技術的なことはよくわかりませんが、世界に先駆けてというワードに痺れます。笑
技術仕様
メーカー型番 | RP-PC112JPD |
入力 | AC 100V-240V 50/60Hz 1.5A |
出力(最大) | DC 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A, 20.3V/3A, 61W(最大) |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト |
サイズ | 49 x 49 x 32 mm |
重量 | 105g±5g |
外観レビュー
噂通り確かに小さいです。デザインも癖がなく、Apple製品と相性よさげ。
少し写真じゃわかりにくいですが、ロゴ書かれている面は軽く光沢がかっています。嫌味のない程度の品の良い光沢です。
急速充電対応規格「USB PD(Power Delivery)」に対応。バージョンは最新の3.0。(2019年8月現在)
ポートはUSB PD規格に必須のUSB-C(Type-C)です。iPhoneの充電に使う場合は「USB-C - Lightningケーブル」を購入する必要があります。
プラグ格納時
プラグ引き出し時
プラグももちろん格納式。格納できなかったらここまでサイズを落とした意味がなくなってしまいますからね。笑
同梱品
- 充電器本体
- ユーザーガイド(日本語あり)
- カスタマーサポートガイド
保証期間について
保証期間は、18ヶ月+製品登録後に12か月プラスされるそうです。
保証書はついていないので、注文番号が保証書の代わりとなります
Apple充電器(3種類)との比較
では手持ちのApple純正充電器、
- Apple 5W USB電源アダプタ(iPhone XS 付属)
- Apple 10W USB電源アダプタ(iPad Air 付属)
- Apple 61W USB電源アダプタ(Macbook Pro 15インチ付属)
の3つと比較していこうと思います。
大きさで言えば、10WのiPad Air 純正充電器より一回り大きいですが、出力は61Wと一番右のMacbook Pro用と同じスペック。
公式の発表では「Macbook付属の純正充電器と比べてもおよそ50%も小型なサイズを実現」とされています。
こう見ると、純正61Wよりかなり小さいことが分かると思います。いやー凄いですね。
【驚異の61W】充電スピードについて
次は充電スピードを実際に測っていきます。
ちなみに、サードパーティ製ですが問題なく充電できたことを先にお伝えしときますね。
実際に計測してみた
Macbook Pro 15インチの場合
RAVPower 61W 実計測値:約60W
Macbook Proに充電してみましたが、ほぼマックスの充電スピードが出ました。といっても充電中、数Wの波はあります。
Apple 純正アダプタ 61W 実計測値:約57W
こちらは純正なので、当然マックススピード周辺出ています。
正確な数字で言えば「RAVPower 61W」より劣っていますが、波があるのでほぼ同等と考えておくのが正解でしょう。
iPhone XS の場合
iPhone XS 実計測値:約15W
おまけで手持ちのiPhoneも計測してみましたが、驚異の15W出ていました。スマホの急速充電のマックスは18Wですので、ほぼマックススピードと言っていいでしょう。(最大30分で50%ほど充電可能)
ついでに言うと、iPhone純正の充電セットが5Wですので約3倍!さすがPD対応61Wアダプターというところでしょう。(充電には先程書いたとおり「USB-C Lightning ケーブル」が必要です)
【番外編】USB PD 未対応製品の場合
アンドロイド(OnePlus 6)実計測値:約7.3W(RAVPower 使用)
ちょっと番外編です。「USB PDに対応してない端末を充電するとどうなるのか?」という部分ですが、このようにUSB PDに対応してない端末を充電しても通常値しか出ず、急速充電はできません。
アンドロイド(OnePlus 6)実計測値:約14.2W(OnePlus専用の急速充電器)
USB PDに対応してい端末でも、専用の急速充電器を使用すればこのようにほぼマックススピード出ます。ご参考までに。
注意
【結論】携帯性が良い急速充電器の決定版!
これは誰もが待ち望んでいた製品で間違いないでしょう!
61Wで小型。
もー、文句のつけようがありません。
購入にあたって個人的におすすめしたい方は、USB PD対応製品を使っている方全員です。もうそう言うしかないと思います。
- 持ち運んでも小型で邪魔にならない。
- どの端末においても、充電スピードがマックス出る
- iPhoneの短時間充電も可能
今の所類似品も出ていないので、コレを買っておけば間違いなしです!
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