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PCスピーカースタンドを自作したんだが、かなりいい感じに出来た!【前半】

前回、PCスピーカーをヨドバシカメラで聴き比べして購入したという記事を書きました。

関連【PCスピーカー比較】実際に聴き比べしまくって『Fostex PM0.3H』にした話

しばらくスピーカーを机にベタ置きにして聞いてたんですが、やはり音の位置が気になる。。。

スピーカーの音質を最大限に引き出すにはいくつかのカスタムが必要です。

例えば、

  • スピーカーの位置を変える
  • ケーブル類を交換する
  • インシュレーターをかませる

など。

「どうせやるならとことんやったろやないかい!」というわけで、『Fostex PM0.3H』の実力を引き出すために色々やってみました。

今回はその前半「スピーカースタンド製作編」です。

 



 

 

スピーカースタンドについて

スピーカースタンドを使う理由は、まず第一に『音の位置を変える』と言うものがあります。

一般的にはスピーカーのツイーターの位置を、耳と平行な位置まで持ってくるといいと言われています。

実際にやってみればわかりますが、音の中心が正面に来てかなりいい感じになります。仮に高級音響システムを組めば、目をつぶって音楽を聞いた時に目の前に歌手がいると錯覚するでしょう。

まあそういう類の話はネット上にいくらでも転がっていますので、興味があればご自身でググって見て下さい。

あとは見た目が良くなりますね。本格臭が漂います。笑

とまあ前置きはこれぐらいにして、早速製作編にいってみましょー!

 

「Fostex PM0.3H」のスピーカースタンド製作 準備編

ここからは写真多めで参考にしてもらえるように進めていきます。

今回は私のスピーカー「Fostex PM0.3H」にジャストフィットするように作ろうと思います。

そして、スタンド製作を真剣にやる以上、設計図は必須です。ここで手を抜くと全てがオジャンです。

というわけでかなり真剣に作ってみました。

完璧や。。。

ちなみに、スタンド上部のスピーカーを置く部分とスピーカーの底を、全く同じサイズにするのがポイントです。どうせオリジナルを作るならそこは拘りましょう。

素材の厚みやなんかの話もあるんでしょうが、乗せるのは一万円ちょっとのスピーカーです。そこまではいいでしょう!笑

 

材料を買いに近所のホームセンターにやってきました。

今回は木材で作ると決めていたので、木材コーナーをフラフラしているとナイスなものを発見しました。

家具などを作る時に使う材料ですが、「これは使えるぞ」と。

使う木の材質の話もマニアに言わせれば色々あるのも知っていますが、今回は1万のスピーカーです。パイン材でOK!(ほんとはナラ材などの硬い密度が詰まった木材が理想です。)

完成イメージ。

設計図の高さに合うように材料をチョイスして、ホームセンターでそのままカットしてもらいました。種類はホワイトウッド。

カットすれば当然ながらバリが出ます。このままでは使えません。

サンドペーパーだけ購入して、ホームセンターの工作室の道具を借りてバリを取ります。

万力で固定してひたすらバリ取り。ペーパーは60番で問題なくいけました。

次に塗料をチョイスしに、ペンキコーナーへ。

後編で紹介しますが、『VINTAGE WAX(ビンテージワックス)』とかいうめっちゃいいアイテムをゲット!

そして帰りに100円ショップでその他に必要なものを購入して帰宅。

 

材料一覧

購入したもの

  • 木材(スタンド本体)
  • ビンテージワックス(塗料)
  • 速乾性木工用ボンド
  • マスキングテープ
  • サンドペーパーセット
  • 手袋
  • ウエス
  • maxellの紙袋(中身はまだ秘密)

それぞれどのように使うかは、順を追って説明します。

 

手順① スピーカスタンドを組み立てる

先程ホームセンターで大まかなバリは取りましたが、ペーパーの番数を上げてもう少しだけ整えました。

次にセンターを出す作業です。

私の天才的な頭ではこのやり方しか思いつきませんでした。笑

上面、底面、柱部分ののセンターを出して印をつけます。(鉛筆でもペーパーでこすれば取れるのでOK)

印をつけたらそこに合わせればセンターに配置することができます。

配置したらマスキングテープでその位置に印をつけます。

4枚ともすべてやるとこんな感じになります。

で、木工用ボンドで接着させます。

 

当初はビスでちゃんと固定しようか迷ったんですが、スピーカーの重量1.5キロしかなかったのでボンドでいいかなーと。

結果から言うと、想像以上にがっつりくっつきました!この程度のスタンドならボンドで十分ですね。

で、ここでのポイントなんですが、木を接合させたらボンドが乾く前にマスキングテープを剥がせば、余分な場所にボンドが残るのを防げます。

ボンドが残ってると塗装の時にそこだけ色がつかないので要注意です。

下がくっついたら次は上面を。結構べったり塗りました。

全てくっついたら、ペーパーで印をつけたとこを削って綺麗にします。

 

形は完成!

じゃん!完成!

速乾性のボンドを使ったので、糊付けから1時間程度で完成しました。スタンドの見た目やバランスもいい感じではないでしょうか?

先程言った通り、スタンドとスピーカの底面のサイズもバッチリです。まるでオーダーメイド!

一応水平器をあててみましたが、ほんのちょっとだけ狂ってます。笑

まあ木材ですし、最初に面を揃えてないんでこんなもんでしょうね。許容範囲です。

 

 

スピーカースタンド木材 詳細

以下のように木材をカットしてもらえれば、これと全く同じものが作れます。

スタンド本体のサイズ

  • スタンドの高さ 22.5cm
  • ツイーターの位置(Fostex PM0.3H) 下面から37cm

 

スタンド上面の板

  • 幅10cm 奥行き13cm 厚み3.5cm

 

スタンド下面の板

  • 幅11cm 奥行き15cm 厚み3.5cm

 

パイン角材

  • 幅7cm 奥行き7cm 高さ15cm

 

 

今回使用した材料の価格

材料価格
ホワイトウッド(一本をカット)598円
パイン角足15センチ×21,560円
木材カット(6回)180円
木工ボンド90円
マスキングテープ48円
計 2476円

 

前編まとめ

これで半分の作業が終わった感じ。

残りは「塗装」です。

さすがにホワイトウッドの色のままじゃ私の机には不自然ですからね。どこまでマッチさせれるかが腕の見せ所。

と言っても実物はもう完成してますので、もう少しだけお待ち下さい。

あとはmaxellの袋の中身も気にしておいて下さい。笑

では!

▼ 後編です!

後編
【自作スピーカースタンド】塗装&仕上げ
【自作スピーカースタンド】塗装&仕上げ!音質アップのためにひと工夫施しました【後編】

 

ではでは~。PCスピーカースタンドを自作したんだが、かなりいい感じに出来た!【前半】

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