さて、待ちに待った「HHKB Professional Type-S 」のワイヤレス/ケーブル切替可能モデルが発売されました!いやー待ってましたよ!という感じです。
というのも現在「HHKB PRO Type-S」のケーブルのみのモデルを2年ぐらい使ってたんですが、これ以上肌に合うキーボードが見つからないという状況でして。色々なキーボードを使ってはみたものの結局は戻ってきてしまうということを繰り返しておりました。
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「じゃあそのまま使っとけばいいんでは?」となると思うんですが、致命的な弱点がありまして、それは「ワイヤレス機能がついてない」ということ。
正確にはHHKBには「HHKB BT」というワイヤレスモデルもあるんですが、私の大好きな「Type-S」のラインナップにはなかったんですよね。
ですので、旧モデルのケーブル端子の都合上、愛用しているMacbook Proではハブをかまさないと使えないので「HHKBで使いたいけどそこまでして使うのもな〜」という感じだったんです。
それがこの新モデルは「ワイヤレスとケーブルの切り替えが可能」と言うじゃないですか。そりゃソッコー買っちゃいますよね。
というわけで、せっかく新旧Type-Sが手元に揃ってますので、ガッツリ比較していこうと思います。
ちなみに今回発売した他のモデルのラインナップや細かな仕様は、HHKBの公式ホームページを参考にして下さい。ここでは割愛させていただきます。
「HHKB Professional Type-S HYBRID」実機レビュー
とはいったものの、さすがに何も触れないのはあれなので、大まかな変更点は写真を通して紹介していこうと思います。
本体のサイズやキーの仕様は、裏側の電池スペースを除いてすべて旧モデルと全く同じです。なので旧モデルを使っていた方は何一つ変わらない感触で操作できます。
大きな変更点としましては、
- Bluetooth接続とUSB接続の切り替えが可能になった
- ケーブルがTYPE−Cに変更
- 電池収納スペースがついた
- 電源ボタンがついた
- Windowsモード/Macモードの切り替えがキーコンビネーションでも変更できる
- Bluetooth 3 ⇒ 4.2にバージョンアップ
- キーマップ変更機能がついた(設定ソフトはWindowsのみだけど、記憶はHHKB本体にされる)
- ロゴ印字部分の変更
- 先着3000名にキーボードカバーが付いてくる
といったところです。こうみると結構パワーアップしてますね。
背面はこんな感じで、電源/ブルートゥースボタン、電池収納スペース、Type−Cポートが配置。
ひとつ注意点なんですが、出荷状態ではBluetoothモードで30分操作しないと自動で電源が落ちます。そして一度落ちるとキーを叩いても自動復旧しないので、もう一回電源を入れ直す必要があります。
この仕様には正直首を傾げてしまったのですが、調べたところ
HHKBのキースイッチ構造である静電容量無接点方式は、状態の読み取りにプロセッサによる処理が欠かせない。このため、節電状態でキー入力を検出する方法がなく、やむなくこのような仕様にしていると予想される。
「HHKB Professional HYBRID Type-S」速攻レビュー 既存モデルを統合した「真のフラグシップ」 (2/2) - ITmedia NEWS
という訳がありそうとのことでした。
といってもDIPスイッチの6をONにすればオートオフを無効にはできます。ですが作業終了時に電源を落とさないと電力流れっぱなしになりますので、無駄に電池が減っていきます。
どっちも正直微妙ですよね...
新しく付いたインジケーターは、電源投入時やBluetooth設定時に点灯、点滅します。
ケーブルがType-Cに変更になったのは本当に素晴らしい!これでMacbookにケーブル直で繋げますからね!(iPad Proもかな?)といっても基本的にはワイヤレスで使いますが。笑
電池は単3を2本使用します。これで約3ヶ月使えるそうです。(電池は同梱されています)
【追記】
充電式の電池(エネループ)を購入しました。4本入なら無くなっても入れ替えて使えるので安心です。
▼ 充電器付きで約2400円なので買ったほうがお得ですね。
DIPスイッチが背面から裏面に移動しております。あと滑り止めもサイドが強力なものに変更されていますね。
DIPスイッチの設定の中身は旧モデルと一緒です。
ちなみにMacで使う場合は1をONにしましょう。じゃないと電源を入れる度にキー操作でMacモードに変更しないといけないので面倒です。
足も旧モデルと同じく3段階の高さ調整が可能です。
高さマックスはこんな感じ。
「HHKB Professional Type-S」ノーマルとHYBRIDモデルの比較
上がケーブルのみモのデルで、下が今回発売されたHYBRIDモデルです。電池部分以外は全く同じです。サイズもキーも。(にしても2つで7万て...w)
裏面は先程も言ったとおり、DIPスイッチが移動されてます。
背面は今気づいたんですが、ケーブルポートの位置がだいぶ変わってますね。旧モデルはほぼセンターですが、新モデルは左に寄っています。
手前が旧モデルなんですが、前面のロゴ印字が新モデルはなくなって、
このように左上に移動してきております。こっちのがいいですね〜!
とまあ外観的な違いはこんな感じです。使い心地は全く同じです。笑
先着特典のキーボードカバーがこちら
「新HHKBシリーズ発売記念キャンペーン」で、先着3000名に限りキーボードルーフ(4400円)が無料でついてきます。キーボードルーフとは、不使用時にキーボードのほこり付着と誤操作を防ぐプラスチックカバーですね。
色は黒系のスモークと、このクリアの2種類。
当たり前ですが、サイズぴったりです。
キーに触れない高さに設計されていますので、キーボーケースに入れて持ち運ぶときのも重宝しそうです。(カチッとハマる仕様だともっと良かったと思いますが。)
ちょっと使ってみて、良かった点&注意点だと思ったこと
良かった点
- キー操作や打感はそのまま継承
- Bluetooth接続がスムーズでばっちり(復旧時もすぐに繋がる)
- 電池も使える
- ケーブルがTYPE−Cに変更
- キーマップ変更機能があると嬉しい人も?
注意点
- 先程も述べた「オートオフ機能の仕様」
- Macでは、キーボード設定アシスタントを同梱されている紙を見ながらちゃんとやる(間違えると一部キーがズレる)
- ケーブルは付属されていない
「HHKB Professional Type-S HYBRID」比較まとめ
これ今のデスク状況なんですが、ケーブルがないとやっぱりスッキリしますね!少し横にどかしておきたい時のケーブル的な制限も無くなりますし。すばらCの一言。
ワイヤレスのおかげであの不快なMacbookのキーボードを使わなくて済みますし、iPadでも使えちゃいますし!本当に最高ですよ!
というわけで速攻手に入れた「HHKB Professional Type-S HYBRID」でしたが、私的には間違いなく正解でした。ハッピー。
でも「今ケーブルモデルを使っていて不満のない方は乗り換える必要まではないかな」とも思います。迷っている方は「ワイヤレスが欲しいのかどうか」という点で判断すればいいと思います。
そしてまだHHKBを使ったことない方は、Speed(高速タイピング性)とSilent(静粛性)に優れる「Type-S(フラッグシップ)」からいってしまいましょう。ほんとうに他のキーボード使えなくなりますから。笑
▼ アマゾンや楽天でもキャンペーンのキーボードルーフ、ちゃんと付いてきますよ(先着3000名限定)
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「HHKB Professional JP Type-S 」の打感・音が最高すぎて病みつきになるから全力でオススメしたい
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