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HIPHOP

ヒップホップ初心者におすすめする厳選25曲【日本のHIPHOPのキーポイントになった名曲たち】

HIPHOP初心者におすすめの25曲

どうも。LIABです。

私自身、1990年代前半からHIPHOPにどっぷりの生活をしてきました。USのHIPHOPはもちろん、日本語ラップもガッツリ聞いてきましたので、HIPHOPに関する知識は多少なりとも自信があります。

とくに日本語ラップが異常な盛り上がりを見せた90年中頃は当時高校生だったこともあり、熱狂的なヘッズとして毎日生活していたのを覚えています。

最近はフリースタイルダンジョンなどの盛り上がりで、HIPHOPが認知されつつあると思います。これは凄く嬉しい状況です。

これを機にHIPHOPに興味を持ってくれた方達に有意義な記事を残そうとこの記事を作成してみました。

この記事は、日本語ラップのルーツが辿れるようになっています。

2019年現在のHIPHOPは載せていませんが、2016年ぐらいまでの日本語ラップのキーとなった曲ばかりですのでぜひ一度はチェックしてみてください!



日本語ラップのルーツ25選

あらかじめ言っておきますが、25曲で収めろなんて到底無理な話ですが、一応頑張ってみました。笑

日本語HIPHOPのキーポイントとして、シーンに影響を与えた曲という基準で選んでいます。ではいきます!

※ 画像をクリックするとYouTubuが再生します。

 

今夜はブギー・バック(スチャダラパー 1994)

 

初めてまともにお茶の間にHIPHOPが入ってきた記念すべき一曲。もちろんゴリゴリのHIPHOPではないけど、大きな枠組で見たら間違いなくHIPHOP。でも当時が血気盛んなHIPHOPニュージェネレーション達に「こんなのHIPHOPじゃねえ」と的にされたのは言うまでもない。

 

未確認飛行物体接近中(KING GIDDRA 1995)

 

3つの首(ZEEEBRA,K-DUB SHINE,DJ OASIS)を持った怪獣が日本にやって来ました。この時期です。今に繋がるHIPHOPシーンというものが出来始めたのは。中でも「KING GIDDRA」ってのは抜群のカリスマ性を持った最重要グループの1つでした。「未確認飛行物体接近中」が入ったアルバム「空からの力」は大ヒット。ヘッズたちを熱狂の渦へと導いた。

 

マスVSコア(ECD feat.YOU THE ROCK, TWIGY 1995)

 

スチャダラパーやM.C.A.T等、ポップなラッパー及びリアルなHIPHOPを扱わないメディアを「マス」、自分たちを「コア」という立ち位置で放った一曲。「コア」とは、キングギドラ、ブッダブランド、YOU THE ROCK、シャカゾンビ、雷、マイクロフォンペイジャー等、その辺りを指す。もちろんヘッズは熱狂。下の動画を見ればわかります。

 
 

人間発電所(BUDDHA BRAND 1996)

 

日本語RAPのスーパークラッシックの1曲。「緑の五本指」やら「赤目のだるまのオジキ」やら分かる奴にしかわからないイントロで始まるこの曲だが、トラックが最高にかっこいい。この時期は一気にアーティストが出てきたのに「誰も被ってない」という奇跡が起きていた。日本のHIPHOPシーンが最高にカッコ良かった時期。デブラージR.I.P

 

耳ヲ貸スベキ(Rhymester 1996)

現在も生き残っている数少ない「サンピンの生き残り」ライムスター。「耳ヲ貸スベキ」を出す前は、もっとポップ寄りのグループだったのはあまり知られていない。間違いなくクラッシック。

 

証言(Lamp Eye 1996)

当時の日本語RAPにおいて間違いなく「最重要曲」。この曲がいわゆる「サンピン世代」の集大成といっても過言ではない。これだけ色んなグループからラッパーが参加した曲は今までなかったからね。メインは雷のメンバーだけど、そこにZEEBRA、デブラージが参加したことで最強の曲になった。

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Nagoya Queens(Illmariachi)

 

この時まだHIPHOPシーンは東京にあった。そんな中「さんぴんキャンプ」で苦汁を飲まされたTOKONA-Xが地元名古屋をレペゼンすると同時に、東京を猛烈ディスしたのがこの曲。この時代に自分の地元を音源でレペゼンしているアーティストなんかいなかったし、まして東京に喧嘩売るなんて事するラッパーは皆無だった。しかも驚くことにこの時若干17歳。17歳とは思えぬワードセンスに声質、ふてぶてしい態度、存在感。言い出したらきりがないほど当時異質だったため見事にスルー。だが本人はそうなることがわかっていたようで、サンピンのステージでこんなことを言っている。「まだわからんわな。そのうちわかるわ。」後に日本中がTOKONA-Xに湧くなんてこの時誰も思わなかっただろう。

 

リップ・サービス・モンスター(餓鬼レンジャー 1998)

 

サンピンブームも一段落した頃、次の世代がやって来ました。しかも次の世代は地方ラッパーが主役っていうのが、またHIPHOPシーンの伸びしろを感じさせる面白い展開だった。その先陣切ってきたのが「餓鬼レンジャー」でした。この「リップ・サービス・モンスター」というミニアルバムを引っさげて。内容は今までのサンピン世代とは一味違う感じで、新しい風を感じたのを覚えている。内容は言うまでもなく最高。

 

B-BOYイズム(Rhymester 1998)

ライムスターの快進撃はココから始まりました。「B−BOYイズム」はスーパーヒット曲であり、ライムスターの代表曲の1つです。もともとポップだったせいか、さんぴんキャンプの打ち上げに嘘の場所を教えられたというエピソードはリスナーとしてはちょっと悲しかった。だが、こうやってヒット曲を飛ばす度にライムスターの凄さを感じたし、最高に上がった。

 

Grateful Days(Dragon Ash featuring Aco, Zeebra 1999)

 

やっとリアルなHIPHOPがお茶の間に登場した瞬間でした。その辺りは以前詳しく書いているので、コチラの記事をどうぞ。

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FABULOUS (TOKONA-X feat. EQUAL & AKIRA 2000)

イルマリアッチとしてデビューしていたTOKONA-Xが、地元のクルーを引き連れて帰ってきた!曲はFeat名義になっているが、この時すでにM.O.S.(後のM.O.S.A.D.)として活動しており、初めて全国に曲が届いたことになる。この時このようなバリバリのギャングスタスタイルでラップしているアーティストは皆無で、間違いなくオリジナルだった。日本中のバッドボーイたちが度肝抜かれ、狂ったように聴き込んで支持したのは言うまでもない。

 

NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND 2000)

さんぴんキャンプのビデオの中で、MUROの後ろで歌ってたラッパーたちを気になっていたヘッズは多かった。噂では東京の次世代のラッパー達だと言うの耳にしていたが、肝心の音源はシャカゾンビのアルバムの中でしか聞いたことがなかった。そんな中、メンバーたちは順番にアナログでシングルを切っていって、徐々に名前が知れ渡りだした。そのタイミングで出たのがこの曲。うわさ通りのヤバイ連中だとシーンが一気にニトロ一色に染まった。

 

AREA AREA(OZRO SAURUS 2000 )

ニトロはサンピン世代の後輩感があったが、この辺りから何処にも属してない新しいバイブスを持ったラッパーがどんどん出てくる。オジロなんかその代表格と言ってもいいと思う。(正確にはもっと前にデビューしてます)レーベルこそZEEBRAと一緒だったが、明らかに毛色が違う。完全なニュージェネレーション。後々になって分かるのだが、TOKONA-X、茂千代に続く「奇跡の78年世代」の3人目だった。

▼ 個人的に大好きな曲です

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公開処刑(KING GIDDRA 2002)

 

上に出てきた「Grateful Days」で共演したドラゴンアッシュのkjをZEEBRAが強烈ディス!kjがスルーしたのでBEEFに発展しなかったが、ここまで話題になったディスは今までなかった。HIPHOPには、BEEFやディスといった喧嘩文化があることを世間に認知させた。

 

EQUIS.EX.X(TOKONA-X 2002)

真打ち登場!これはあくまで個人的な感情だが、TOKONA-Xを超えるラッパーは後にも先にも出てきていない。彼はそれほど強烈な存在感を放っていた。だが、残念なことにこの数年後に逝去。日本のHIPHOPシーンは唯一無二の宝を失った…。

 

▼ TOKONAと同じクルーのDJ RYOWが制作した最高なMIXCDです!

 

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路上(THA BLUE HERB 2002)

 

当時アンダーグラウンドからのし上がってきたといえばこのグループだった。その独特の音や文学的なラップは信者を大勢生み出し、確実に日本のHIPHOPシーンの勢力図を塗り替えた。

 

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“Uh Uh,,,,,,”(SUITE CHIC feat AI 2003)

AIちゃんの登場は、男社会だった当時のHIPHOPシーンを根底から揺るがす事件だった。「こんなイカしたラップする女の子が日本にいるのか…」と。この曲ではあくまでも安室ちゃんのFEATという立ち位置だったが、AIちゃんの存在を世に知らしめるには十分すぎた。PVが見つからないのが残念だが、その中でキャップを被って踊りながらイカしたラップする女の子の姿に心を撃ち抜かれたヘッズは腐るほどいたと思う。勿論自分もその一人。今までフィメールラッパーもちょっとはいたが、どれもこれも聞けたもんではなかった。それの比べAIちゃんのラップは、ミッシー・エリオット顔負けのファンキーなラップで、文句のつけようがなかったのだ。のちにデフ・ジャム・ジャパンからデビューするのだが、ご存知の通り今は完全に歌路線。たまにはあのラップも聞きたい。

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やっちゃった(般若 2005)

現在フリースタイルダンジョンでラスボスとして君臨している般若。誰もが認める実力者。正直真面目な曲も沢山あってどれもこれもいいので、この曲で紹介するかは迷った。でも、実際この曲の人気は異様に高い。ライブでもメチャメチャ盛り上がるキラーチューン。実際、こんな飛び道具的な曲はなかなかない。これはこれですごい才能。時間があれば「家族」や「その男、東京につき」など、他の曲も聞いて欲しい。

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GROWTH(2005)

京都で数々の伝説を残してきたヤンキーエリートANARCHYがデビュー。向島団地での生い立ちを歌った「GROWTH」は今までのHIPHOPシーンにはないリアルなゲットーソングとして大ヒット。御存知の通り今ではHIPHOPシーンの中心人物としてさんぴんキャンプのトリを務めるまで上り詰めた。現在も人気爆発中。

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STREET DREAMS(ZEEBRA 2006)

シーンがちょっと落ち着いてきた時期に、ZEEBRAが自分のHIPHOP半生を振り返った曲。HIPHOPアーティストのネームドロップしまくり。同時にHIPHOPに対する深い愛情を改めて示した曲でもある。ZEEBRAがSTREET DREAMの体現者であることに異議を唱える者はいないだろう。

 

何食わぬ顔してるならず者(MC漢 2006)

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この頃表には出てこなかったが、アンダーグラウンドではコアなファンのプロップスを着実に増やしていた男がいた。それが漢だ。現在のフリースタイルバトルブームの生みの親といっても過言ではないその功績は今凄まじい光を放っている。フリースタイルダンジョンでモンスターとして活躍中。TOKONA、OZRO、般若、D.O.、イコール、AKといった78年世代の内の一人。

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花と雨(SEEDA 2006)

この辺から日本のHIPHOPシーンは目に見えて多様化してきた。今まではなんだかんだ繋がりがあって進んできた感は否めないが、この辺のアーティストは、すべて仲間内で完成させるということをやってのけている。名曲「花と雨」は当時、出す曲出す曲その異様なクオリティでヒット連発していたBach Logicプロデュースによるもの。亡くなったお姉さんに送った曲でとても切ない名曲。

SEEDAのアルバム『花と雨』を原案とした映画も公開されました。

 

HATE MY LIFE(RYUZO 2013)

MAGUMA MC'SやR-ratedレコーズで、もう十分にシーンに貢献してきたラッパーがココに来てメチャメチャHIPHOPな曲をドロップしてきた。これは何処にでもいる「B-BOY」や「B-GIRL」の日常を歌った曲で、グッと来ないわけがない。HIPHOPファンの心を掴んで離さない名曲。自分の生活が好きになった子達が沢山いたと思う。こういうアプローチの曲は今までなかった。最高の一言。

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START IT AGAIN(AK-69 2013 )

AKはもうこの時スーパースターだったが、どちらかと言うと売れてない頃のほうが好きだった。いや、普通に大好きだった。売れるにつれてヘイターは増えたが、彼のやり方はHIPHOPだったし、数少ないSTREET DREAM体現者の一人なのは間違いない。この「START IT AGAIN」はスーパースターの心の葛藤が感じることが出来る名曲だと思っている。シーンの重要人物の一人。

 

I REP(DABO ANARCHY KREVA 2013)

これはKREVAが参加しているのがポイント。THE日本のHIPHOPって感じのDABOに、ゲットー出身のハードコアラッパー代表ANARCHY、それにメジャーで活躍するKREVA。この3人が一緒に曲をやったのは非常に意味があったと思う。HIPHOPに垣根は無いんだよっていうアーティスト側からのメッセージだと俺は感じている。ちなみにKREVAは「KICK THE CAN CREW」の前に「BY PHAR THE DOPEST」てグループでアンダーグラウンドでやってた時期もあったりします。

 

飛行機(KOHH 2015)

2016年現時点のHIPHOPシーンの大本命「KOHH」の代表曲。この曲を出すまでにいくつもいい曲を書いてきている。KOHHの凄いところ何処にでもある日常を格好よく歌にしてしまうとこ。これは簡単なようでメチャメチャ難しい。ほんとに難しいんです。彼はサラッとやってますが、それをやろうとして失敗してるラッパーが今ゴロゴロいますね。誰とは言いませんが。そんな日本語ラップを次のステージに引き上げたこの男のこれからに注目です。すでに違う次元にいるような気がしないこともないですが…。

 

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追記:補足版として書きました。こことは全く違ったチョイスになります。

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