現地時間で夜の11時ごろ香港に着いた。
予定も宿も決まってない完全思いつきの旅。
ボロボロの高層マンションと近代的な高層ビルが入り乱れる雑多な街並みに、私リアブ(@LIAB)がインしたという訳です。
香港と言えば自分の中では、岩井俊二監督の映画「スワロウテイル」のイェンタウンのイメージ。実際には日本なんだけど。
しかもリョウ・リャンキがODアゲハを介抱したアヘン街のモデルになった「九龍城」はもう無いらしい。これにはかなりガッカリ。
だけど退屈な旅だけはまっぴら御免な性分なので、少しでも刺激を求めて宿は悪名高い「重慶大厦(チョンキンマンション)」というところに決めた。今はすっかり治安が良くなったという話だが、「行ってみなきゃわからない」ということで早速バスに乗る。
人生初の2階建バスに乗り込み、九龍・尖沙咀地区に向けて出発。
トータル40分くらい(?)乗ってたと思うんだが、想像通りの町並みにワクワクが止まらない。
そして到着。真ん中の黒いゲートが重慶大厦の入り口。
時間は夜中の12時くらいだったけど、とにかく人がいない。いるのはプッシャー風のインド人やアフリカ系ばかり。
尖沙咀(チムサーチョイ)地区は香港の代表的な繁華街と書いてあったのに、この時間で人がいないとは。しかも金曜日。ガッカリ。
そんな事を考えているとインド人が声をかけてくる。
「ニセモノトケイ、ニセモノトケイ」
無視をしていると、
「ハッパ、ハッパ、ガンジャ、ウイード」
ちょっと冷やかしてみる。
「ハウマッチ?」
「7g 8400HKD(12000円)」
「7g?メニーメニー 1g ハウマッチ?」
「ノー 7gパックオンリー グッドウィード」
「OK アイドンニード」
それ以降無視してタバコを吸っていたらどっか行った。
と思ったら、次のインド人が来た
「ハッパ、ハッパ」
また冷やかしてみる。
「1g ハウマッチ?」
「300HKD」
「エクスペンシブ」
「ノー!ナイスウィード!(笑顔)」
可愛い笑顔を見てたら腹が減ってることを思い出した。
「I want to eat ヌードル」
「ヌードル?」
「イエー」
「OK カモン」
連れっててくれる事に。
香港は店が閉まるのが早いようで、12時でこんな感じ。
「This Street go ストレート ヌードル 」
「ストレート?センキュ〜」
「ハッパハッパ」
「ノー ソーリー アイドントスモーク」
「ドゥーユーラいくマリワナ?」
「イエ〜 BUT NO SMOKE IN 香港」
「OKOK ダイジョーブー」
「No〜 ナビゲートセンキュー!」
「おk(愛想笑い)」
タイでも思ったんだが、インド人はいい奴が多い気がする。(見た目は怪しさ満点だが)
しかもこの後真っ直ぐ行ったのにラーメン屋がない。中華料理屋もない。あるのはバーのみ。「どういう事やねんww」と思ったが、とりあえずビールを飲んで一服。
みんな楽しそうだ。
私は一人。
宿に帰ろう。
重慶大厦はこのエレベーターでホテルのある上層階まで上がっていく。
治安に関してだが、建物の中に入ってしまえば売人もいない。噂通り安全そのものだった。(昼間は上の写真のように警備員が常に立っている。)
しかし翌日、完全に薬物をやっているヘロヘロの欧米人に絡まれたので、「客の中にはそういう輩が混ざっているかもしれない」と思っておいたほうがよさそう。
最上階の16階に到着。愛想のないおばちゃんに言われるままお金を払う。
部屋にセキュリティボックスがないとのことだったので「セキュリティOK?」と聞くと「私がセキュリティだ」と言われた。頼もしい。
借りた部屋は2日で6千円くらいの個室部屋。鍵はカードキー。ティッシュはなく、トイレットペーパーとタオルが置かれていた。
トイレ、シャワーありだが、水圧は弱め。温水はぬるめ。ボディソープ、シャンプーあり。
部屋自体はめちゃめちゃ狭い。
宿無しで来た以上贅沢は言えないのでここにしたが(夜中だったし)、 もっと広い部屋にしたほうが快適なのは間違いない。
「こんな部屋も情緒があっていいな」と私は思えるのだけど、思えない人は重慶大厦はやめましょう。普通にゴキブリいました。
ちなみに昼間の中の様子はこんな感じです。
エレベーターは何箇所かあります。
噂とは違って中はすごく安全です。お店がたくさんある感じですね。
食料品も売ってます。
中にいる人種は幅広いです。店員はインド人多め。
まあとにかく噂と違って安全です。笑
夜の九龍・尖沙咀地
話は戻りますが、帰ってきたはいいけどやる事がない。飛行機で寝ちゃったから全然眠くないし。
というわけでもう一回外に行く事に。
やはり全然店が開いてない。
「香港といえば道路に飛び出しているこの横看板だよな〜」なんて思いつつ、明日のフォトシューティングをイメージ。
「下見とか余裕こいてないで、やっぱりカメラ持ってくるべきだったか...」と思ったのは言うまでもありません。
グルッと回って重慶大厦に戻ると聞き馴染みのある言葉が聞こえてきたので、話しかけて香港情報を聞きまくった。するとすぐ近くであの有名な「100万ドルの夜景」が見えるって言うじゃないですか。
「これは行くしかないでしょ〜」とホテルから10分くらい歩いてすぐに到着。
いや〜 綺麗でしたよ。本当に。
でもiPhoneではこれが限界です。伝わりませんよね。すみません...
180°以上グルッとこの景色です。しかも夜中の2時かとかそれくらいです。(ピークは8時くらいらしい)
海沿いを歩くと色々な石像が出てきます。これは誰かわかりませんでしたが、きっと香港出身のスターでしょう。
何故なら私が小学校の頃憧れた李小龍先生がいたからです!あ、ブルースリーです。(ジークンドー真似してたな)
他の香港出身のムービースターは、ジャッキーチェンやジェットリーとかです。香港熱い。
リー先生に挨拶を済ませた後は、近くにあったオープンバー街で一服して帰りました。(※ 普通のタバコです)
というか、香港着いてから数時間しか経ってないのにこの濃さ。なかなか楽しませてくれます。これは期待大ですね。
さて次の記事からは、ちゃんと愛用しているカメラ「Laica M9」で撮った綺麗な写真でお送りしますのでおたのしみに〜
2日目の様子はこちら
Leica M9と歩く香港【2日目】 - 旺角(モンコック)「女人街」〜 中環(セントラル)-
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