喫煙者としていつかは試してみたいと思っていた「ヴェポライザー」
ヴェポライザーとは、葉を燃やすのではなく200度近辺で熱し、葉の成分を蒸気に変える機械です。同じ熱するでも火で燃やすわけではないので、タールや一酸化炭素などの有害物質を含む煙が出ないのが特徴ですね。(「タバコは煙が旨いんだよ」という意見もわかりますが、まずそれは置いておいてください。笑)
準備としては、シャグという手巻きタバコの葉を用意するだけ。なので「タバコ代が10分の1になる」なんてことも言われていますね。
そして今回レビューするWEECKE社の「C VAPOR 4.0」なんですが、累計10万セールスの大ヒットシリーズ「C VAPOR」の最新モデルになります。
初めて使ってみた感想含め、しっかりレビューしていきますよー!
▼ 今回提供していただいた「bluelion」様の販売ページです。
WEECKE「C VAPOR 4.0」レビュー
見た感じVAPEのようにも見えますが、これはれっきとしたヴェポライザーです。
前モデルの「3.0」から11点もの改良が行われ、使い勝手が劇的に向上したとネットでも話題になっています。
付属品
- 本体
- ヒーティングチューブスペーサー
- クリーニングセット(パッキングツール/チャンバー用クリーニングブラシ/エアーパス用クリーニングブラシ)
- ヒートシンクのスペア(セラミックフィルター/メッシュスクリーン/シリコンリング)
- マウスピース(フィルター取り付け用)
- USBケーブル
- 取扱説明書
本体の解説
シンプルな見た目にメーカー名があしらわれた、アルミ削り出しのブッラクボディの個体です。握った感じ、非常に手に馴染むサイズ感ですね。いい感じ。
サイドには電源ボタンと、温度調整のボタンが2つ付いています。
使い方は、上のボタンを素早く5回押すと電源が入り、自動的にヴェポライザー内の温度が上がっていきます。電源ONのあとは240秒後に自動的に電源が切れますが、早くキリたい方はまた5回クリックすればOKです。
エアホールの調整は底面から可能になっています。また、充電ポートも底面ですね。
マウスピースを分解してみました。セラミックフィルター、メッシュスクリーン、シリコンリングは交換が可能になっており、スベアパーツも販売されています。(1セットは同梱されています。)
ここで注目なのが「セラミックフィルター」で、タバコは本来の旨味を楽しめるようになるんだとか。
シャグのセットの仕方
では実際にセットして吸ってみようと思います。シャグはCOLTSのバニラフレイバー。買いに行ったタバコ屋さんおおすすめシャグです。
マウスピースを外して、そこにシャグを詰め込みます。
このようにしっかり収まったらまたマウスピースをつけて電源を入れます。
するとこのようにヴェポライザー内の温度が表示され、設定した温度までグングン上がっていきます。気持ちいいぐらいいいペースで上がっていきますので、見ていて楽しいと思います。(私だけ?)
設定温度まで上昇すると「ブルッ」とバイブレーションが起こりますので、そうなったらあとは吸うだけ。喉へのアタックはありますが、たしかに煙でないですね〜。これがヴェポライザーか。なるほど〜。
設定温度に達すると240秒のカウントが始まりますので、その間楽しめますし、もし足らなければ延長も可能です。
吸い終わったら逆さにするだけで中身が落ちてきました。シャグポンというヴェポライザーを叩いてシャグを出す儀式をやるまでもありませんでした。これは快適。
ちなみに「COLTS バニラ」は激まずでした。タバコ屋めw
掃除の仕方
毎回やる必要はありませんが、ヴェポライザーの手入れもしやすい仕様になっています。
底面のこのエアフォールの調整パーツは、穴の位置を丸に合わせると内部にアクセスできますので、
付属の「エアーパス用クリーニングブラシ」でボジボジするだけです。
またチャンバーの掃除も「チャンバー用クリーニングブラシ」で簡単にできます。分解等しなくていいので非常に楽ですね。
持ち運びがすごく楽になる「ヒーティングチューブスペーサー」もあります
この別売りの「ヒーティングチューブスペーサー」にシャグを予め詰めておけば、サッととりだしてチャンバーにセットするだけでシャグが吸えるようになります。しかも底面にはメッシュが貼ってありますので、中身がすり抜けるなんてことも起きません。
出先でシャグを詰める工程を省きたい方にはもってこいのパーツですね。あと、使い勝手がかなりいい専用のケースもありますので気になる方はチェックしたほうがいいですよ。
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フィルター取り付け専用マウスピース
直接吸うのではなく、タバコのようにフィルターをセットして吸いたい方はこの付属にマウスピースを使うといいでしょう。フィルターがジャストフィットするサイズになっていますので、手間もかかりません。
「WEECKE C VAPOR 4.0」を実際に使ってみた感想
「なるほどな〜、これがヴェポライザーか」という感想でした。
喉へのアタックはあるけど煙は出ない。なんか新鮮でしたね。あとは美味しいシャグを探すのみ。笑
機能的には他のベポライザーを使ったことがないので比較のしようがありませんが、初心者の私でも手間取った感は皆無でしたので「非常にいい構造になっているんだろうな」ということは手にとるようにわかります。温度の上昇具合もストレスになりませんでしたし、手入れという部分ではかなりユーザーに寄り添った手間のかからない仕様になっていると思います。
まとめると「シリーズ累計10万本セールスというのは伊達じゃないんだな」という印象です。みんなベタ褒めですしね。
というわけで「WEECKE C VAPOR 4.0」の実機レビューでした。興味のある方は是非!