私が若い頃は、FRONT(BLAST)、WOOFINぐらいしかHIPHOP関連の書籍がなくて、情報を得るのにとても苦労しました。
ですが今は、HIPHOP関連の書籍だけではなく、ラッパー個人の自伝や書籍が沢山出ています。(あの頃からしたら信じられない状況です…)
私自身も今日紹介する本の内いくつか読みましたが、ラッパーの自伝というだけあってとても面白いです。彼らの生き様は漫画そのものですからね。普通じゃないです。笑
興味のある方は是非!
ラッパーの自伝
ZEEBRA「HIP HOP LOVE」
日本のヒップホップ界のキングZEEBRAの自伝。最重要人物の自伝というだけで読む価値は十分にあるんではないでしょうか。
漢 a.k.a. GAMI「ヒップホップ・ドリーム」
フリースタイルダンジョンでお馴染み、漢 a.k.a. GAMIの自伝。私も読みました。面白かったです。
主に子供時代、MSC時代のエピソード、DABOとのビーフの真相やアナーキーとの出会いなどを包み隠すことなく書かれています。
オススメ度:
ANARCHY「痛みの作文」
さんぴんキャンプのトリを努めたことも記憶に新しい、大人気ラッパーアナーキーの自伝。もちろん私も読みました。
ラッパーの中でも飛び抜けてイリーガルエリートといいますか、普通じゃない彼のラッパーになるまでの様子が書かれています。
治安の悪い団地で過ごした幼少期、彫師の父親との関係、始めてのタトゥー、暴走族の総長時代、逮捕、少年院の中での様子、等々…
読み応えバッチリな自伝でした!おすすめ!
オススメ度:
サイプレス上野「ジャポニカヒップホップ練習帳」
漢やアナーキーと違って、割と普通のB-BOYがそのままラッパーのなったのがサイプレス上野。今やフリースタイルダンジョンのモンスターとして大活躍中なので知らない人はいないでしょう。そんな彼の自伝です。
HIPHOPは、単なる音楽ジャンルじゃない。『楽しく生きるための考え方』だ!!!本気の売命行為を繰り返し、日本語ラップという神輿を担ぎ、時に担がれ、今、シーンのど真ん中に立ったラッパー、サイプレス上野。横浜のハズレ、陸の孤島、最寄り駅無しの団地群の一室で生まれた「オリジナルスタイル」のすべて。心を真っ裸で全てを綴った、ヒップホップからの「学び」と「その実践」がつまった半生記!このノートに詰まっているもの、それこそが『日本のヒップホップ』!ヒップホップはチャラい人や、いかつい人や、貧乏な人だけのものでもない。決して特別なもんじゃない。父親が公務員で、日本中にあるような郊外に住み、地元の中堅私大に通った俺にだって、というか、日本にローカライズされたヒップホップの思想は、俺が体現している…!と、日本語ラップ夜間中学、永遠の在校生サイプレス上野が書き連ねた、ヒップホップと自身の因果関係!さあ、このノートを手に取り、まわりの仲間とマイクをとれ!
DABO「札と月」
Mr.札月ことDABOの初書籍。彼のブログ「Paper Moon Man」から厳選した記事や、初となる書き下ろし小説、DABO自身が見た夢の漫画化、盟友DJ HAZIMEとのヒップホップ対談、自身によるリリック解説などを収録。
MURO 「真ッ黒ニナル果テ 30 years and still counting」
King of DigginことMURO。シーンの誰もがリスペクトを送る重鎮。今はあまり表に出てくるイメージはないですが、この人がいなかったらシーンも今とまた違った形になっていたことでしょう。要チェック!!
国内屈指の人気DJとして知られるMUROの活動30周年を記念したアーティスト・ブック。雑誌『GROOVE』に掲載されたインタビュー、対談記事の再録のほか、現在につながる活動の起点を作ったDJ KRUSHとの久しぶりの対話、盟友DEV LARGEとの貴重な対談(初版『RARE GROOVE A to Z』より転載)などでMUROの“掘りの美学"に触れることができるだけでなく、テーマ別にセレクトした秘蔵盤、『ドーナツ盤ジャケット美術館』の番外編、さらには『Wax Poetics Japan』誌で連載していた“ヴァイナル駅伝"など、さまざまな切り口でMURO自身が380枚以上ものレコードを紹介! ファンはもちろん、すべてのヴァイナル・ラバーに捧げる1冊です。
-真ッ黒ニナル果テ 30 years and still counting | MURO |本 | 通販 | Amazonより引用
KREVA「KREAM ルールなき世界のルールブック」
ポップシーンで独自の道を突き進むクレバ。彼は元々HIPHOPシーンの住人でした。RHYMESTERなんかと仲良かったんですよね。
そんな彼がどんなことを考えながら今のスタイルにたどり着いたのか、非常に興味があります。
決まった秩序などないこの世界を生き抜くために、KREVAが打ち出すルールとは何か。言葉、詩、短歌、フィクション、ノンフィクション、エッセイ、ショートストーリー…“フリースタイルを貫く”という独特の“スタイル”から表現されるKREVAの全思考。
Twigiy「十六小節 」
日本語ラップ界のレジェンドの一人ツイギー。あまり語られることのなかった事が書いてありそうなので、個人的には是非読んでみたい一冊。
日本のヒップホップ界のオリジネイター、TwiGyが初めて語りおろす自身と日本語ラップの誕生ヒストリー。 その小学校時代からヒップホップとの出会い、ニューヨークライフ、伝説のMICROPHONE PAGERから、ソロ活動へ現在に至るまでの軌跡をたどる。 TwiGyの百花繚乱日本語ラップ談義!
ヒップホップ関連書籍
私たちが熱狂した90年代ジャパニーズヒップホップ
話題の新刊ですね!90年代のHIPHOPはホントに熱かった!私もこの時の一大ムーブメントに巻き込まれた一人である以上、この本は必ず読まなければいけないと思っています。
当時のあの熱がこの本から伝わるのか、とても気になります。
ラップ・イヤー・ブック イラスト図解 ヒップホップの歴史を変えたこの年この曲
この本ヤバそうです!もう表紙からビンビン来てますね。「USのHIPHOPに興味があるけど、どこから聞いていけばわからない」って人にはバッチリだと思います。昔から聞いてる人は懐かしくて泣けちゃうかもしれませんね。笑
ライバルに差をつけろ! 本書の6大特色。 1 70年代後半から現在まで、猛烈なスピードで進化しつづけてきたラップの歴史が年毎に把握できる。 2 ラップ入門書として、楽曲を年1曲と絞り込むことで、初心者にも入りやすい。 3 時代背景や、バトル形式で反論も掲載。 4 イラストを眺めるだけでも楽しめます。 5 性器あるいは、B級映画を引用したわかりやすい比喩が満載。 6 詳細なインフォグラムによる歌詞解説(バイリン仕様で英語のお勉強にも)。
-ラップ・イヤー・ブック イラスト図解 ヒップホップの歴史を変えたこの年この曲 | アイスT(序文), シェイ・セラーノ, アルトゥーロ・トレス, 小林雅明 |本 | 通販 | Amazonより引用
フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩
ラッパーの晋平太が書いたフリースタイルラップの入門書。信頼度は抜群ではないでしょうか。
R-指定、推薦!
『俺に「フリースタイルのやり方教えてください」って聞く前にまずはコレ読め! ! ! 』
For Diggers Only レコード・コレクティングの深層
レコードマニアにはたまらない一冊ではないでしょうか。R.I.P. D.L.…
レコードディガー――掘っても掘っても尽きない金脈を求めてレコ屋通いを続ける人々、あるいは人脈や知識、勘を総動員してあらゆる方法で獲物をサーチする人々。本書はそんな飽くなき探究心を持つ男たちの生き様に、インタビュー、対談や、掘りの成果ともいえるディスク紹介で迫っていきます。表紙、巻頭には国内でも指折りのディガーであった故D.L(DEV LARGE)をフィーチャー。雑誌『GROOVE』のアーカイヴからのセレクトに加え、さらなる深みを求めて追加取材を敢行しました。共感、興奮、羨望、驚愕など、さまざまな感情が呼び起こされること必至のディガーたちの言葉に、ぜひ耳を傾けてみてください。
RUFF, RUGGED-N-RAW-The Japanese Hip Hop Photographs-ジャパニーズ・ヒップホップ写真集
日本のHIPHOPシーンを語る上で、絶対外せないcherry chill will氏の写真集。
シーンを作り上げてきたカリスマたちの空気を味わえます。
▼ アップルミュージックなら1億曲が聴き放題!3ヶ月の無料お試しあり!
【Apple Musicとは?】1億曲以上聞き放題・高音質・ニーズに合わせたプレイリストなどが魅力の最強音楽ストリーミングサービスである【無料トライアルあり】
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今発売されている、ラッパーの自伝・HIPHOP書籍 まとめ