ブログやSNSでチラチラ見えていたのでご存じの方もいるかと思いますが、私数ヶ月前に「Loupedeck Plus」買ってます。
「Loupedeck Plus」を初めて知った時は「欲しいけどいるかなー?」なんて斜に構えてましたが、人によってはかなり重宝する機材だと実際に使ってみてかなり思いますね。
例えば、
- 毎日Lightroomをいじる方
- 仕事等で、現像枚数が多い
- マウスで数値をいじることにストレスを感じる方
- 2つの数値を掛け合わせながら現像したい方
これらに当てはまったら、まあ買って後悔はしないと思います。
逆に、
- たまにしかLightroomを触らない
- ショートカットをマスターしている
- マウスで十分
こんな方には必要ないでしょう。
結構昔に出た機材ということもあり、どんなものかはご存知だと思うので、ここでは私が主に使う部分を紹介しながら「Loupedeck Plus 疑似体験」して頂けたらと思います。
といっても、お金に余裕があるなら有無を言わず買ってしまってもいいと思いますけどね。
「Loupedeck Plus」レビュー
マットなブラックボディに、沢山のボタンやノブ。たまんないですね。
対応ソフトは「adobe Lightroom classic」ですので、「adobe lightroom」を使ってる人は気をつけてください。(何かをすれば使えるかもしれませんが、今Lightroonを起動して触ってみても無反応でした。)
沢山爪痕がついてますね。「露出」「コントラスト」「明瞭度」、この3つはここで調整できます。
ここもかなりよく使う「シャドウ」「ハイライト」「黒レベル」「白レベル」ノブ。
で、右上の方にあるのが「色温度」「色かぶり補正」「彩度」の色系です。当然よく使う。
私はここはあまり触らないんですが、各色の調整もダイヤルで行うことができます。上に出てきたノブもそうですが、上から押し込むと初期値に一発で戻るのはすごく便利。
「Undo」「Redo」も相当使います。見比べるのが一瞬で出来るので重宝します。
コピペボタンもありますが、こちらは主に他の仕事で現像する時に多用しています。すごく楽。
個人的に嬉しいのはこのエクスポートボタン。書き出しですね。ショートカット使えない人間なので、いちいちファイルタブまでカーソルを持っていかなくていいってのはめちゃくちゃ楽です。
【結論】普通に買ったほうがいい
よく使う部分はこんなところですが、掘り下げればまだまだ使える機能はあると思います。「C1」とか「P1」とか「カスタムモード」とか色々ありますので。
で、結局「Loupedeck Plus」を買った時に受けられる恩恵をまとめると、
- 直感操作による作業効率アップ
- 微調整が1ポイント単位で可能に
- 数値の掛け合わせで偶然の色に出会える
この3つに絞られるような気がします。
- しばらく使っていると、現像中ディスプレイを見たままノブを操作できるようになります。「右側の調整タブを見て項目を探して〜」という工程がなくなりますから、当然集中力も途切れません。
- 次にマウスでは難しい「1ポイント単位の微調整」が可能になります。
- そして2本、3本と同時にノブを操作すれば、見つけたい色味をマウスでやるより早く見つけれますし、たまに自分の中にない色に出会ったりして楽しいです。
写真を本気でやってる方なら買って損も後悔もしないと思います。ちょ〜っと高いのがたまにキズですが。
だからといって「MIDIコントローラーをLightroom専用機にして..」っていうのはおすすめしません。素直に「Loupedeck Plus」買ったほうがいいです。これは間違いない。
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経験者は語るというやつです。(使ってみて分かったんですが、色々細かい部分で不具合あるのでやめたほうがいいです。)
というわけで、今更感満載の「Loupedeck Plus」のレビューでした。
個人的には新機種「Loupedeck CT」より、「Loupedeck Plus」の方がいいような気がしますね。使ったことありませんが。笑
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