提供:キングストン
キングストン社のゲーミングヘッドセット『HyperX Cloud Revolver S』のレビューです。
ご存じの方も多いと思いますが、HyperXゲーミングヘッドセットシリーズのフラッグシップモデルですね。
最初に結論から申しますと、
予算があって、大迫力の音響の中で精度をあげてプレイしたいなら、買いです。
普段は、大人気ヘッドセット『SteelSeries Arctis 5 』を使っているんですが、HyperX Cloud Revolver Sをつけた瞬間『え?』ってなりましたから。音に臨場感がありすぎて。笑
もちろん足音や銃声の定位もバッチリです。
ここでは機能解説から、音質、マイク、付け心地など、がっちりレビューしようと思います。
「HyperX Cloud Revolver S」レビュー
「HyperX Cloud Revolver S」といえばプロゲーマー御用達のゲーミングヘッドセットとして有名ですが、「それも当然だな」と思えるヘッドセットでした。
「HyperX Cloud Revolver S」の特徴
- 接続するだけですぐに使用可能なプラグアンドプレイ式
- スタジオグレードのサウンド(7.1chサラウンドあり)
- DSPサウンドカード内蔵のオーディオコントロールボックス
- 取り外し可能なノイズキャンセリングマイク(Discord認定)
- 密閉型イヤーカップ(HyperX独自の低反発クッション)
- ワイドヘッドバンド
- 様々なゲーム機に対応(PC、PS4、PS4 Pro)
初めて使用するときのソフトインストールなど、手間は一切かかりません。挿した瞬間から使えます。理由としましては、コントロールボックス内にサウンドカードが入ってるんですね。
よって、PS4などでも高音質なまま利用が可能なんです。かなりポイント高くないでしょうか?
音に関しては後ほど!
まずは外観と機能の説明から
手前のHXのロゴの部分が、イヤーカップやドライバーと接触していない造りになっており、イヤーカップの角度は微妙に動きます。と言っても好きな角度で調整できるとかではなく、頭の形に合わせてフィットしてくれるような感じ。固定されてないのでつけ心地に大きな影響を与えているんではないでしょうか。
イヤーカップは、HyperX独自の低反発クッション採用で非常に柔らかいですね。感覚としては柔らかめの低反発クッションといた感じで付け心地はいたって良好。密閉型ヘッドホンの宿命ですが、メッシュ素材じゃない分通気性は悪いかも。
頭のトップの部分も同じ素材です。非常にソフト。
それに加え、クッション部分が頭のサイズに合わせて上下にスライドしますので、つけた感覚がより軽減されるようになっています。
ヘッドバンドトップには、Hyper-Xシリーズのヘッドセットではお馴染みのロゴももちろんあり。
後述しますが、 HyperX Cloud Revolver Sはマイクが取り外せるようになっています。なのでマイクをつけてないときは、上の写真のように左右がすぐにわかるように「R・L」の刻印があります。
ノイズキャンセリング付きマイクは、このように取り付け式。不要ならつけなくて大丈夫です!
つけるとこんな感じですね。もちろん好きな角度に曲げることが可能。
こちらが機能満載のサウンドカード内蔵オーディオコントロールボックス。機能的には、
- サウンドカード内蔵
- 3種類のプリセットイコライザー切り替えボタン(低音ブースト/フラット/ボーカル)
- サウンドボリューム調整
- マイクボリューム調整
- 7.1ドルビーサラウンド切り替えボタン
- マイクミュートボタン
となっており、このコントローラー一つで使用状況に合わせ簡単に切り替え可能になっております。
後ほど詳しく書きますが、それぞれのチャンネルでまったく音が変わってきますので色々な用途で使えると思います。
背面にはクリップもついていますので服に固定してつけておくことも可能です。ケーブルが邪魔にならないようにするためにも使えますね。
スペック
製品名 | HyperX Cloud Revolver S |
---|---|
型番 | HX-HSCRS-GM/AS |
製品コード | 0740617251388 |
マイク | 方式:エレクトレットコンデンサーマイク 極性パターン:単一指向性、ノイズキャンセリング 周波数:50Hz~18,000 Hz 感度:-40dBV (0dB=1V/Pa、1kHz時) |
ヘッドホン | ドライバ直径:ネオジム磁石、ダイナミック50mm径 タイプ:サーカムオーラル、密閉型 周波数:12Hz~28,000 Hz インピーダンス:30 Ω 音圧レベル:100 dBSPL/mW(1 kHz時) T.H.D.:2%未満 入力電力:定格 30mW、最大 500mW |
ケーブル長 | ヘッドセット:1m オーディオコントロールボックス:2.2m PC用延長ケーブル:2m |
接続方式 | ヘッドセット:3.5mmプラグ(4極) オーディオコントロールボックス:USB PC用延長ケーブル:3.5ミリステレオおよびマイクプラグ |
重量 | 360g(本体のみ)、376g(マイクを含む) |
保証 | 2年保証 |
付属品
- ヘッドセット
- オーディオコントロールボックス
- マイク
- PC用延長ケーブル
- カード類(3枚)
使用感
音質について
当ブログでは、これまでいくつかのゲーミングヘッドセットをレビューしてきました。
- レビュー『SteelSeries Arctis 5 』の、つけ心地・機能・音質を徹底解説【FPS・TPSに最適】
- レビュー【Kingston HyperX Cloud Sliver】&【HyperX FURY S】今なら格安で購入が可能です!
- 【レビュー】格安ヘッドセット『キングストン HyperX Cloud Stinger Core』【 PS4やNintendo Switchにバッチリです!】
それを含めて言います。音質は間違いなくトップです。
普段「PC版のPUBG」をプレイしているんですが、オープニングの曲時点で「うわーこのヘッドホン別格だわ。凄い。」と瞬間的に感じました。プレイ中に関しては、走ってるときに背後から狙撃されたんですが、あまりの臨場感に「ビクッッ!!」となって変な汗が出たほどです。笑 それぐらい迫力あるサウンドです。
といっても好みもありますし、重要なのは「プレイに役立つヘッドセットなのか?」だと思いますが、その答えもイエスです。
HyperX Cloud Revolver Sは、上の「オーディオコントロールボックス」を使用すれば何種類かのモードに切り替えが可能なんですが、一番ゲームで使えるのは、プリセットイコライザ内にある「低音ブーストEQ」ですね。
「低音ブーストイコライザー」というモードを使用すれば、足音の場所や方向がかなりわかりやすくなります。かなりです。
7.1chサラウンドや、他のイコライザーモードも音質がいいので、普段使いや違った雰囲気を楽しむにはもってこいだと思います。
付け心地について
つけた感じキツくもないですし、イヤーカップの肌触りも凄くいいです。
重さに関しては、376gということで、重くもないし軽くもないといったところ。実際につけていても疲れてくることはありません。
快適に使用できるレベルだと思います。
マイクについて
ノイズキャンセリング付マイクきなので「周りの雑音を消して声を際立たせる」という性能自体はいいんですが、おかげで感度がちょっと高めです。一緒にプレイした仲間から「息の音がすごいw」といわれたので、音量やマイクの角度は気をつけた方がいいかもしれません。笑
実際に使用した動画があったので貼っておきますね。
といっても取り外しができるので、他のマイクを使うこともできるあたり使い勝手はいいと思います。チャットプレイをしない方にはマイクなんて邪魔でしかないですしね。
「HyperX Cloud Revolver S」レビュー まとめ
私が使ってきたゲーミングヘッドセットの中では、サウンド面は間違いなくトップです。この臨場感は間違いなく没入感を引き上げますね。「さすがフラッグシップ」という感想しかありません。
こんな方におすすめ
- 迫力サウンドでプレイしたい方
- 足音の位置や方向など、定位の精度を求める方
- 映画鑑賞などにも使いたい方
- マイクが取り外せると嬉しい方
- 予算がある方
こんな感じの方にはバッチリだと思います。
もう一度言いますが、臨場感を楽しみつつ性能が良いヘッドセットをお探しなら、買いです。間違いありません。
ただ、フラッグシップだけあってそこそこ値段はしますので、他のHyperXシリーズとの比較表を見ながら、予算に合わせて選ぶのもいいと思います。
ではでは。
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