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さて、今月9日に発売されたばかりの「HyperX Pulsefire Surge」をご存知でしょうか?
このPulsefire Surge、見た感じはシンプルな風貌なんですが、中身はかなり尖ってます。笑
一言でいうなら「最低限の機能を最高レベルで落とし込んだゲーミングマウス」という感じ。
なぜそう感じるのかと言うと、ゲーミングマウスの命でもある「センサー」が実に正確なんですね。
どんなに激しく動かしても走りすぎることがないですし、加速もちゃんと安定しています。ゲームをやる時にはこの部分て実に大切ですよね。
ここではその辺りも踏まえ、写真を交えながらじっくりレビューしようと思います。
興味のある方は是非。
HyperX Pulsefire Surge 詳細
このページをご覧になっている時点で「HYPERX」についての說明は不要だと思いますが、念の為。
HYPERXとは、世界各地のプロゲーマーやゲーム大会をサポートし続けるゲーム業界のトップメーカーです。
販売商品は、キーボード、マウス、ヘッドセット、マウスパッドなどのゲーム関連の他にも、メモリやSSD、USBドライブなんかも手がけています。
そして今回発売されたのが、「Pulsefire FPS」に続く2つ目のマウス「Pulsefire Surge」というわけです。
特徴
- マウスをグルッと囲む360°RGBライティング
- 最大16,000ネイティブDPIが設定可能なPixart 3389センサー
- 5000万回のクリックに耐えるオムロン製スイッチ
- カスタマイズ内容が保存できるオンボードメモリ
- カスタマイズソフトウエア「HyperX NGenuity」対応
非常にシンプルながら信頼性という面でかなりキテる仕様ではないでしょうか?
スペック
エルゴノミクス | シンメトリカル(左右対称) |
センサー | Pixart PMW3389 |
解像度 | 最大16,000DPI |
DPIプリセット | 800/1600/3200DPI |
速度 | 450ips |
加速度 | 50G |
ボタン | 6つ |
左右のボタンスイッチ | オムロン製・5000万クリック耐久 |
バックライト | RGB(16,777,216色) |
オンボードメモリ | 3プロファイル |
接続タイプ | USB 2.0 |
ポーリングレート | 1000Hz |
USBデータ形式 | 16ビット/軸 |
重量 | 100g(ケーブルを含まない)・130g(ケーブルを含む) |
寸法(長さ×高さ×幅) | 120.24×40.70×62.85mm |
ケーブルの長さ | 1.8m |
Pulsefire Surge 外観レビュー
外箱はこんな感じ。HYPERXって見て一発でわかりますよね。
箱の中身はプラスティックで型どったケースが被せてあり、輸送中に傷などがつかないようしっかり固定されています。
同梱品は、マウスとクイックマニュアル、カードのみです。
▲ 左サイドにはボタンが2つあります。もちろん専用ソフトウエアで機能割振りが可能。
▲ 右サイドは何もありません。
▲ 上面には、通常のマウスと同じように「左右クリックボタン」「ホイール」、それに加え「DPI切り替えボタン」がついています。
▲ 裏面には「Pixart 3389センサー」、これが凄いんですよね。
使う使わないは別として、16000ネイティブDPIってのはあまりないです。ロジクールなんかでも12000とかですからね。
それに加え、トラッキングが実に正確なんですね。変な加速もないですし、必ずマウスと同じレートで動きます。実に優秀。
これはゲームが上手い人は更に有利になる仕様だなあ、と思いますね。(ずるい笑)
▲ 接続はふつうのUSB2.0 ですね。ケーブルの長さは1.8mなんで必要十分です。
▲ これが目玉の360°RBGライティングです。画像ではわかりにくいですが、先端も後ろの部分も一本でつながっております。
個人的にはこのデザイン、シンプルながらアクセントがいい感じに付いていておしゃれだなぁと思いますけどね。ちょっとかわいい系ですかね。
ちなみにこの色も専用ソフトウエアで「16,777,216色」使って細かく設定可能なんです。ハンパない。笑
「HyperX Pulsefire FPS」との比較
HyperXで発売されているもう一つのマウス「Pulsefire FPS」との比較はこんな感じです。
Pulsefire FPS | Pulsefire Surge | |
センサー | Pixart 3310 | Pixart 3389 |
DPI | 400–3200 DPI | 100–16000 DPI |
スイッチ | オムロン | オムロン |
ボタン | 6つ | 6つ |
寸法 | 12.75 x 7.11 x 4.19 cm | 12.02 × 6.28 × 4.07cm |
重量 | 95g | 100g |
センサーの進化に伴い、設定できるDPI値が5倍になっています。笑
サイズ的には、ほんのちょっとだけ小さくなった感じですね。
専用ソフト「HyperX NGenuity」について
ソフトが起動できない・停止してしまう場合の対処法
4/13日現在、稀に起動できないことがあるようです。
その場合は、マウスを繋いだ状態で、ソフトのインストール先フォルダ \HyperX\NGenuity\Device\Pulsefire Surge\Firmware Updater\にある「RescanDevice」というexeファイルを実行して、マウスのファームアップデートをして下さい。
恐らく治ると思います。
「Pulsefire Surge」は、専用ソフトウエア「HyperX NGenuity」を使って色々カスタマイズ可能です。
- ライティングエフェクトのカスタマイズ
- DPIの設定
- ボタンのプログラミングをオンボードメモリに保存
これらが簡単に設定できてしまいます。
ちなみに、以前紹介したゲーミングキーボード「HyperX Alloy Elite RGB」もこのソフトで設定しています。
レビュー『HyperX Alloy Elite RGB』LEDライティング・機能・設定・専用ソフトウエアを徹底解説!
続きを見る
ソフトの使い方
これは口で説明するより動画を見てもらった方が早いです。
途中までは「HyperX Alloy Elite RGB」と同じですね。
ソフトを起動したら、右下にある「Pulsefire Surge」をクリックして設定画面へ。
- 新規プロファイル
- 名前やアイコンを指定
- 起動するゲームの実行ファイルを指定
- リストからゲームプロファイルを指定
- 保存
ここからライティングやDPIの設定に移ります。
ライティングの設定
TOPページの「カスタマイズ」⇒ サイドバーの「ライティング」をクリックし、
- 「標準」を選択:エフェクト5パターン(ソリッド・カラーサイクル・点滅・ウエーブ・トリガー)から選び、一部変更可能
- 「高度な」を選択:細かくすべて自由に設定可能(RBG)
このどちらを選ぶかは自由です。
設定後、「適用」ボタンをクリックで変更が確認できます。
DPI感度の設定
- サイドバーの「パフォーマンス」をクリック
- DPIを何チャンネル使用するか選択後、各DPI数値を設定
- 各チャンネルのマウスにリンクする色を設定
- 「適用」で保存
マクロ設定
サイドバーの「マクロ設定」でキーの割振り設定などが可能です。
例えば、マウスのボタンにキーボードのキーを割り振る場合は、
- キーバインドのところで「キーボード機能」を選択。
- 割振りたいキーを押す
- 「適用」で保存です。
マウスのオンボードに保存する場合
設定をマウスのオンボードメモリの保存する場合は、
- 「プロファイルに戻る」でメインページに戻る
- 設定したプロファイルを、「HX」と書いてあるスロットにドラッグ・アンド・ドロップ
- 完了
使用してみた感想
普段ロジクールの「G402」を使ってるんですが、持ち替えるとまず「小ぶりだなぁ」と思います。
手の小さい日本人にはとても向いているような気がしますね。
それよりこれは思い込みではないと思うんですが、反応がとにかくいい!
クイックな動きにもしっかりとついてきているのが、使ってて分かるんです。
ゲームやってなければ気づかない範囲かもしれませんが、意識するとほんとに分かります。
まぁいい値段するんで当然ちゃぁ当然かも知れませんが。笑
こんな方におすすめ
- 手の大きさが、普通〜小さい方
- RBGライティングが好きな方、設定したい方
- DPIの設定にこだわりがある方
- ボタンが少ない方がいい方
- HyperXが好きな方
というわけで発売されたばかりの「HyperX Pulsefire Surge」のレビューでした。
当然オススメです!
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