私はビートたけしを悪くいう人を見たことなくて。それってすごいことだと思うんですよね。
なんでここまで人を引きつけれるかなんて俺なんかには説明できないけど、少なくとも圧倒的な裏付けのある知性の塊というか…波乱万丈もいいとこでしょ!っていう生き様っていうか。
死にかけたり、事件起こしたり、かと思えば「世界の北野」なんていって勲章までもらっちゃう。もう、すごいっていうレベルじゃないですよね。
そんな誰もが認めるビートたけしが嫉妬する人物って気になりません?
2人だけいるそうです。ではどうぞ!
ビートたけしが嫉妬した人物
自分は漫才師からタレント…色々やってきたんだけど、嫉妬したってのはタイプは違うけど2人いて…
所ジョージ
ここ何年も、何十年になるかな…。所ジョージだね。
仕事は生活するためにするのであって、人間が生きていく時に「仕事のために生きているわけではない」っていうことをよくわかってて、なんかもう生活スタイルがね、真似したくてもちょっとねぇ発想が違ってて「あ、真似できねえなあ」って。「チクショー!」と思うよね。
やっぱり所の場合はバイクとかでっかいアメ車のホットロッドみたいのすごい好きで、高級車買ってきて前(ボンネット)取っちゃったり、色んな職人がやってるようなこと平気でやってるの。それだけじゃなくて行くたびに趣味が変わってて、戦車ばっかり作ってる時があったり。(趣味の)幅の広さがすごいの。
だからあいつの「世田谷ベース」っていう所の遊び場に行って遊んで、部屋見て驚いてる。なんでもあるんだよ。もう趣味の度を越してる。仕事以外の楽しみ方ってのを全て教わった。
真似して「等々力ベース」ってのを作ったんだけど、ただの駐車場になっちゃっただけで遊びようがないんだよね。敵わないよね。発想力っていうか。
甲本ヒロト
「THE BLUE HEARTS」の甲本。あれに嫉妬した時がある。
「あぁ俺もしかするとコレやりたかったんじゃないかな」って。漫才師じゃなくて、こういう感じでこういう歌歌いたかったんじゃないかなぁと、思ったっていうか気付いた。ちょっと嫉妬したね。
当時お笑い界の頂点を極めていたビートたけし。彼は新人ロックバンドのボーカルだった甲本ヒロトに何を感じていたのだろうか?
あの人はねえ、悲しいのよ。不良をやろうとして、不良になれない子のパンクって感じがする。反社会的な感じでやるけど実は、歌での表現でしか不良になれない感じ。だからブルーハーツを最初に見た時、「パンクやろうとしてるけどちょっと悲しいなぁ」っていう感じがあったね。
でもよく考えりゃパンクでもなんでもないの。演歌なんだよね。だけど彼らのパンクってのはなんだろうね。小僧っていうか、16,7歳の頃思い出すっていうか。その時にこんな歌があれば涙したんだろうなぁっていう感じがあって…。「いいなぁ」って思うね。
学校を辞めようと思って行くとこ無くて偶然お笑いの世界に行っちゃっただけで、「本当にこの商売やりたかったのかな?」ッて思う時がいまだにある。もう取り返しの付かないことなんだけど笑。今さら歌歌ったってしょうがないし。
人にやさしくしてもらえないんだね
私が言ってやる でっかい声で言ってやる
「ガンバレ!」って言ってやる
聞こえるかい 「ガンバレ!」「人にやさしく」-THE BLUE HEARTS-
こちらもどうぞ
【おすすめ】ギャング・マフィア映画の名作を12本選んでみた
続きを見る
ビートたけしが嫉妬した2人の人物