悩みに悩んだ末、Nikonの標準ズームレンズ「 NIKKOR Z 24-70mm f2.8 S」を購入しました。
いやー、本当に悩みました。1ヶ月くらい「どーしよーかなー...」ってやってた気がしますから。笑
というのも純正大三元だけあって、やはり値段がお高い。だいぶ下がってきたといえまだまだお高い。
それにキットレンズの「Z 24-70mm f4」も持っているので、「乗り換えて値段相応のメリットが得られるのか?」という点でずーっと躊躇してたんですよね。
で、結論から言うと、触ってみた感じ買って正解だったかなと。
ここでは悩んだポイント、購入の決め手含め、ファーストインプレッション的な感じで書いていこうと思います。
「Nikon NIKKOR Z 24-70mm f/2.8S」はどんなレンズなのか
一言で言えば、NIKON Zマウントの標準ズーム大三元です。
- 「マルチフォーカス方式」の採用で近距離撮影時の軸上色収差を徹底的に抑制
- ナノクリスタルコートに加え、新開発の反射防止コーティング「アルネオコート」を採用
- 全長約126mm、質量約805gと小型・軽量
- 撮影情報を容易に確認できるレンズ情報パネル搭載
- コントロールリング、レンズFnボタン搭載
- 防塵・防滴
- 手ブレ補正なし
- 現在のアマゾン価格:¥258,984
特徴はこんな感じ。
NIKONが出せる現時点での標準ズーム最高峰です。
仕様
詳しい仕様は公式ホームページをご覧になって下さい
「Nikon NIKKOR Z 24-70mm f/2.8S」を購入する際に悩んだポイント
随分長いこと悩んでたんですが、原因は以下の通り。
値段が高い
兎にも角にもこれ。10万くらいなら速攻買ってるけど、20万超えともなるとそー簡単には買えません。笑
といってもNIKONの最新技術を惜しみなく注ぎ込んだであろうことは明らかなので、値段に関してあーだこーだ言うのは野暮だとも思ってます。
しかし!大三元ですからね。所有欲込みの値段なんでしょ?
「Nikon NIKKOR Z 24-70mm f/4.0 S」を持っている
私も持っているキットレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4.0 S」も相当いいレンズなので、「一段回明るくなるからって4、5倍の値段を出して手に入れるほどか?」と言われると、「多分必要ない」とは正直なります。
はっきり言って写りだけなら価格差だけの違いは出ないと思う。
ただ機能的にはf2.8の方が上。
大きさ、重さ
大好きなストリートスナップや旅行に持っていくなら、正直大きすぎる。
その点「 NIKKOR Z 24-70mm f/4.0 S」ならかなり小型で軽い。持ち出しにはバッチリだと思う。
大きさにやられて使わなくなった過去は数え切れない。
同じ金額で単焦点が揃えられる
これ1本買うと思えば、Zマウントの
- 24mm
- 35mm
- 50mm
の単焦点が中古ならすべて揃えられます。笑
85mmは持っているので、現時点で発売されているZマウント単焦点を「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」以外コンプリートできてしまうんですよね。
でもこれらを全部持っていくかと言われればNOだし、1本で済むならそれに越したことはない。
要は画質の問題。
▼ 「Nikon Z 85mm f1.8 S 」のレビューはこちら
-
【作例ありレビュー】Nikon Z 85mm f1.8 S で紅葉を撮ってきた。いいレンズだ。
続きを見る
作例が全然出てこない
普段レンズを買う時はインスタなんかで作例を見て買うんですが、他のレンズと比べて全然出てこないんですよね。同じ人がたくさんアップしてる感じ。
おそらく「Z 24-70mm f/4.0 S」が良すぎて乗り換えない人が多いんだろーなと思ってますが、実際のところどうなんでしょう?
なのでいつもに比べてイチかバチか感は否めない。
購入に至った理由
といった具合に悩んでいたわけですが、購入に至った理由は以下の通り。
値段について
高い高いと言っても、手持ちの使ってないレンズやカメラを売りに出せば5万くらいで買えることが判明。はじめは手持ちのカメラたちを手放すつもりはなかったんだけど、「ま〜使ってないからなぁ..」という感じでさよならしました。
しかも、キャッシュバックキャンペーンリストに「Z 24-70mm f/2.8S」が追加されていることも判明したんですよね。
期限は「2020年1月14日(火)23:59(日本時間)まで」なので、購入をお考えの方はお早めに。
大きさ、重さについて
先日ヨドバシカメラに行って実際に触ってきたんですが、持った感じ全然大きさを感じなかったんです。これはほんと驚きました。
手持ちのf4に比べたらかなり大きいのに、実際に手に取るとその差をあまり感じさせないどころか、むしろこっちの方が具合がいい。
理由はがっつり左手で支えれるという部分だと思うんですが、サイズ的にフィット感が半端ない。
試しに10万くらい安いSIGMAの「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art 」もつけてみたんですが、あの大きなFTZマウントアダプタをつけないといけないのと、樽みたいな形も相まってこちらはかなり大きく感じました。
それらを踏まえると「大きさや重さを感じさせないベストなサイズなんでは?」という答えに達しました。もちろんここまで計算されてる気もしないでもないですが。
構図をもう少し突き詰めたい
「もっといい写真を撮れるようになりたい」と日々思っているわけですが、性格がめんどくさがりなんで単焦点だと構図が妥協しがちなんです。現像中に「あー..」となることもしばしば。
単焦点使うなら位置移動して構図決めろよってだけなんですけどね。どうにも横着しちゃうんです。笑
その点ズームなら、そのあたりをクリアできるんでやっぱ便利だよな〜と。写りもいいならそんな素晴らしいことはない。
というわけで、移動せずにズームレンズでもっと構図を突き詰めたい私です。
夜撮ることが多い
主戦場が夜のストリートスナップということもあって、やはり最低でもf2.8は欲しい。
手持ちのキットレンズと比べ、たかが一段回、されど一段回。
ここは妥協しちゃいけないなと思うんです。
旅行の予定がある
一番の理由はこれ。
今月行く旅行が海外、仕事がらみなので失敗は許されない。
Leica M9とレンズも持ち歩く予定なので、Z6のレンズはできれば一本にしたいというのが本音。
「乗り換えてよかった〜」となるかは行ってみないとわかりませんが、メンタル的にはこれで準備万端になりました。← これが重要
完全な偏見ですが、やはりキットレンズでは心もとない。笑
購入して感じた機能的メリット(ファーストインプレッション)
購入して実際に色々触ってみた機能に関する感想はこんな感じです。
レンズ側のカスタムが有能
レンズ自体にカスタム機能があることは知っていましたが、実際に設定してみると「こりゃいい!」とちょっと感動しました。
この「Nikon NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」には、フォーカスリング、ズームリングの他に「コントロールリング」というものがありまして、絞りや露出、ISO感度をあてがえばレンズ側でそれらが調整可能になるんです。
コントロールリング自体はf4の方にもついてるんですが、f2.8に比べるとフォーカスリングが独立してない分、少しイレギュラーな設定しかできないんですよね。(MFとAFの操作の都合上)
またレンズ自体にfnボタン(L-Fnボタン)も付いてまして、そこにも機能をあてがえることが可能。しかも設定できるメニューが多い。(本体並みかな?)
現時点ではコントロールリングに絞りをあてがっており、ダイヤルでカチカチ絞り調整するよりかなりスムーズに調整できていい感じ。マニュアルにしてもf4のようにフォーカスリングに切り替わらないので、AF/MF切り替えても安定した操作が可能です。
またL-Fnボタンには「拡大」をあてがっており、右手でズームボタン押す必要ないからこれまたスムーズ。
使いこなせばかなりいい感じになると思う。
脱沈胴式
キットレンズのf4の方は沈胴式のロック機構ですので、撮影したい時にクイッと一度繰り出す必要があります。その際のロック解除の感触がいつまで経っても好きになれませんでした。
一方、このf2.8は沈胴式ではないので、24mmはそのまま撮影できますし、当然ロック機能もなく繰り出しが実にスムーズ。
小さな違いかもしれませんが、私にとってはかなり大きな違いでしたね。まさにノンストレスです。
作例をちょっとだけ
今日届いたばかりで、しかも保護フィルターを買い忘れてしまったので、半径5m以内でちょっとだけパシャパシャした写真を載せておきます。
どうでしょう?解像を殺してしまう全く参考にならない現像してすみませんw
ちゃんとした作例はまた後日載せておきますのでまた来てください!
では!
追記:作例大量アップ!!
先日行ったアメリカ旅行はすべて「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」で撮りました!
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