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ヘッドホン

【レビュー】MASTER & DYNAMIC『MW65』高音質&ノイキャンもバッチリ効いた高級ヘッドフォン【かなりイケてます】

提供:Master & Dynamic

 

Liab
開封していてこんなにワクワクした製品は久しぶりでした!

 

今回紹介するのはNY発の音響ブランド「Master & Dynamic」の「MW65」というヘッドフォンです。

「Master & Dynamic」とは、2014年ニューヨークでJonathan Levineによって設立されたプレミアムオーディオブランド。

少し前には高級カメラブランド「Leica」の超大口径レンズの「ノクティルックス M f0.95/50mm ASPH.」ともコラボレーションをしており、ブランド力は抜群です。

「ライカ ノクティルックス M f0.95/50mm ASPH.」とコラボモデル

「ライカ ノクティルックス M f0.95/50mm ASPH.」とコラボモデル

個人的な話をさせてもらうと私自身「Leica M9」というカメラを愛用しており、このエピソードだけでも好きになってしまいます。笑

まあ正直、SONYやBOSEといった大手メーカーと比べるとネームバリューは劣りますが、製品は間違いなくハイクオリティ。

そのあたりを詳しくレビューしていきますので、是非ご覧になってみてください。



MASTER & DYNAMIC「MW65」レビュー

この「MW65」ですが、以下のような特徴を持っっています。

  • ハイブリットタイプのノイズキャンセリングテクノロジーを搭載
  • Bluetooth 4.2対応、ワイヤレスヘッドフォン
  • ヘッドバンドとイヤーカップに厳選したプレミアムレザーを採用
  • 高性能40mmベリリウムドライバー搭載
  • ノイズアイソレーション・マイクロホンにより、クリアに電話で会話が可能
  • 約24時間の連続長時間再生 (15分のクイックチャージで約12時間の連続再生)
  • 着脱式イヤーカップ
  • かなり軽量

一言で言ってしまえば、高級な素材を用いた高機能ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドフォンです。

ボックスの横面もクール!

BOSEやSONYのようなプラスティックデザインとは対局にあるインダストリアルデザイン寄りです。かっこいい。。

デザインの好き嫌いはあるかもしれませんが、チープさは全く無い高級感ある造りにかなりテンションが上りましたね。

これが洗練されたニューヨーク発のデザイン。カッコ良すぎでは...

ハウジングを引き出す際のアームはステンレスになっており、伸縮させる時の感触は油圧式のよう。ジワーッとでてきて、こんなところにも高級感を感じます。

イヤーパッドはプレミアムグレインレザーを採用。グレインレザーとは本革のことなので、高級な本革という認識でいいと思います。

ヘッドバンドも本革仕様

ヘッドバンドも本革仕様

本革の種類は「ラムレザー」とのこと。非常に柔らかく、つけ心地がいいのが特徴です。

 

同梱品

  • ヘッドフォン本体
  • ヘッドフォンポーチ
  • USB-Cケーブル
  • USB-A to USB-C 変換アダプタ
  • ヘッドホンケーブル(3.5mm/4極)
  • フライトアダプター

付属品にもロゴが入っています

充電ケーブルはUSB-Cになっており、このあたりが「15分のクイックチャージで約12時間の連続再生可能」という急速充電の秘訣かもしれません。USB−Aに変換するアダプタ付き。

飛行機で使うフライトアダプターと、ヘッドホンケーブルも付いています。一般的な「3.5mm/4極」です。

 

ヘッドフォンポーチがかなりおしゃれ

高級はヘッドフォンはケースが付属しているのが一般的ですが、見てください。めっちゃおしゃれです。

下半分はレザーで、上部はキャンパス地になっています。

ハウジングを上にして入れる感じですね。

ケーブル類やアダプターはサイドポケットにしまえます。

 

操作方法の解説

操作方法の説明書も入ってますが、一応解説してきますね。

上から、「Bluetoothペアリングスイッチ」「電源オン」「電源オフ」となっており、サイドのインジケーターは「ペアリングインジケーターライト」と、「バッテリーの残量表示」です。下のホールは「オーディオ入力:(3.5mmジャック)」ですね。

ブルートゥースは一度ペアリングしてしまえば、次回からの接続もかなり良好です。(つながらなかったらペアリング方向にスイッチを上げればすぐに繋がります)

右側のボタン類の操作はこんな感じ。

Vol+長押し: Googleアシスタント(通知の読み上げ)
再生/一時停止
通話/終話
2X: 次の曲へ
3X: 前の曲へ

長押し:Google アシスタント(音声アシスタントの呼び出し)
Vol-長押し: Google アシスタントの停止

真中のボタンが少し出っ張っている仕様なので、ボタンの配置が手にとるように分かり押し間違いはしません。細かな気遣いを感じます。

下部は充電ポートでUSB-Cとなっており、充電中は赤いインジケーターが点灯。満タンになると緑色に変わります。

左側にある赤いボタンは「アクティブノイズキャンセリングボタン(ANC)」の操作ボタンです。

ノイズキャンセリングは3段階選択することが可能。

High人や車などが行き交う街中や飛行機など、 騒がしい環境下での使用が最適
Low比較的静かな環境や多少の風がある環境下での使用が最適
Off室内などノイズのない環境での使用が最適

 

ノイズキャンセリングや音質、つけ心地について

さて、実際の使用感について。

つけ心地について

まず最初に驚くのはその軽さ。約240gというのは何も付けていないに等しいです。

さらに良質なレザーを用いたイヤーカップはソフトな感触で非常に良好。締め付け等もなく、かなり快適に使用できます。

 

音質について

オーディオマニアも唸る音質とのことですが、確かにいい音です。

少しだけ低音寄りですが、BOSEのような強烈な低音ではなく、心地いい低音とでもいいましょうか。HIPHOPのような低音重視の音楽を聞いていても決して疲れません。

中高音はと言うとこれまた絶妙で、高温が突き刺さるような感じはないのに女性ボーカルの声の立ちがいい。クリア感を強調することなく、中高音のバランスを整えて良質な音を出している感じです。

全体で言えば、低音は少しだけ湿っている感じで配置して、そこに中高音をのせているような。

非常に心地いい音です。最高に気に入りました。

 

ノイズキャンセリングについて

ノイズキャンセリングですが、「High」を選択すればかなり効きます。車がアスファルトの上を走っている時に出る走行音の低音部を完全に相殺。BOSEと同等の静寂が訪れますので、ノイズキャンセリングがかかっているのは手にとるようにわかるでしょう。

一方「Low」はと申しますと、風切り音のような日常生活のノイズをシャットアウトしてくれる感じです。普段はLowで十分かもしれません。

オフ時は当然ゴーっという生活ノイズが流れっぱなしです。ノイキャンが付いているのに、オフで使用する意味はあまりないような気がします。(バッテリー節約くらいかな?)

で、切替時の音の変化ですが、明らかな変化は一切なし!一定の音質を保っています。すごい!

総括すると、おまけで付いてくるような品質の悪いノイズキャンセリングではなく、しっかりと機能した使えるノイズキャンセリングです

 

【結論】これはかなりイケてるヘッドフォンだと思う

いやー、値段が値段なのでかなり期待していたんですが、見事その期待に応えくれたと思います。

デザインに関して言えば、BOSEのようなプラスティック系も好きなんです。というかそっちの方が元々好きだったんです。ですが、この質感を目の前にしてしまうとどうしても霞んでしますね。高級感+ニューヨークの風、最高じゃないですかね?笑

音やノイズキャンセリングも先程書いたとおり、一切不満はありません。音楽をずっと聞いていたくなります。

付け心地もいいですし、デザインさえ気に入れば買って後悔はしないと思います。それぐらいいい。

唯一ネックなのは値段ですかね。決して安くはありませんが、いいものはいい値段すると割り切るしかないでしょう。

というわけで、MASTER & DYNAMIC『MW65』のレビューでした。

超絶オススメです!

 

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