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クラブの便所にて…

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timbo / Pixabay

今はないだろうけど、十数年前のクラブの便所はよく草の匂いがした。

ザ・ゲームを見に横浜のクラブに行った時もそうだった。

ツレ「なんかいい匂いがするなぁ」

知らない奴「間違いない笑」

そんな会話を横で聞いていて笑ってたのを思い出す。
でも今日話すお話は、笑えない方…

便所にて…

昔はクラブに行くと浴びるように酒を飲んでいたから、しょっちゅう便所に行っていた。

ある時、便所に行くと芳しい香りが充満してた。振り返ると大の個室は閉まっている。

(やってんなぁ笑)

そんなこと思いながら用を足し戻ろうとすると個室から人が出てきた。

ツレだった。笑

俺「お前ここはやばいだろ。笑」

ツレ「余裕っしょ。それよりジョイントまだあるけどいく?」

いくかと言われれば断る理由はない。

「いただきます。」

火をつけようとしたその時、後ろから腕を掴まれた。

振り返ると私服の男がたっていた。そしてこう言った。

私服「外出ようか」

俺(終わった…)

正確に言えばまだ吸ってはいなかった。

だが、俺の右手にはしっかりと「丸々と太ったジョイント」が握られていた。

ちなみに日本の法律は吸引は違法ではない。所持、栽培、売買が違法なのだ。

そしてこの状況は、おもいっきり所持。笑

この時の一瞬の判断はこうだった。

(私服かよ…終わった。)→(俺にこれを渡したツレはどんな顔してんだ?)→ツレを見る→逃げはしないが言葉も発さない。ただ見ている。→(こいつ!笑 あーどうしよ…)

私服が急かす。

私服「とりあえず外出ようか。」

俺「待て。吸ってない。そこにあったから拾っただけだ。」

私服「とりあえず出よう。」

俺「あ?なんで俺が出なかんだ!拾っただけっつってんだろ!」

私服「んじゃこの臭いは?」

俺「知らん。とにかく俺は吸ってねーし、拾っただけだ。」※ 所持は違法です。

ツレ「・・・」

私服「いいから一回出よう。」

ツレ「・・・」

俺「出るわけねーだろ」

ツレ「・・・」

しばらくこのやり取りが続いたその時一人の男が便所に入ってきた。

様子を見て少し笑ってこう言った。

「それ俺のツレだから勘弁してあげてよ。」

俺(???)

私服「そうなんですか…わかりました。でも注意しといてくださいね。」

男「おー。」

結果から言えば、俺が警官だと思っていた私服は、ただのクラブの店員だった。その時期、警察によるクラブの取り締まりがきつくなってきた頃で、店員自ら私服に変装して店内で違法行為がないか巡回していたとのことだった。

俺「助かった〜私服警官かと思ったわ!笑」

男「(笑)中はやめときゃー。最近うるさいで。」

俺「いや、こいつがさぁ!(バシッ) つーか、お前何黙ってんだよ!」

ツレ「いや、キマリ過ぎてて意味わからんかった!笑」

俺「ぶざけんな!笑」

そんなやり取りの後、みんなでフロアに戻っていった。

今思っても、あそこまで(終わった…)という感じになった事はない。完全に私服警官だと思ったからね笑

ちなみに

その男とは、◯◯◯というグループのメンバー。そのグループとは、当時全国紙の常連でヒップホップシーンに一大旋風を巻き起こしたヒップホップ好きなら誰でも知ってるようなグループ。車で一緒にキメたこともあったっけな。懐かしいな。でも流石に名前は言えないので誰かは想像に任せますYO!

※ この話はフィクションです。

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