2017年6月に発売された「HUAWEI P10」
その完成度の高さで未だに大人気機種として君臨しているわけですが、この度「GEARBEST」様より実機提供して頂けましたのでガッツリレビューしようと思います。
最高レベルのカメラを搭載したハイエンドスマホ、その実力はいかに?
ライカレンズ搭載のスマホは「HUAWEI Pシリーズ」だけ!
「写真スタジオをポケットに入れて出かけよう」「撮るもの全てを美しくする」
といったキャッチフレーズを見て頂ければわかるとおもますが、P10は「ライカのダブルレンズ」というスマホに似つかわしくないレンズを搭載しています。
ライカと言えばカメラ好きの憧れの的であり、高級品。そんなものをスマホに積んでしまっている時点で、ハート鷲掴みです。
といってもひとモデル前に「P9」もライカレンズを搭載していました。
ですが今回、カメラのスペックがさらにパワーアップ!
HUAWEI P10 | HUAWEI P9 | |
カメラの性能 |
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進化しまくりです。たまらないですね。
HUAWEI P10のスペック
HUAWEI P10 | |
---|---|
OS | Android™ 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 |
ディスプレイ | 5.1インチ, FHD (1080x1920ドット), IPS |
CPU | HUAWEI Kirin 960 オクタコア (4 x 2.4GHz A73 + 4 x 1.8GHz A53) |
メモリ | RAM 4GB / ROM 64GB / microSD カード(最大256GB) |
メインカメラ (ライカ) | 1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサー 開口部F2.2 / 光学手振れ補正 / 2色フラッシュ / 2倍ハイブリッドズーム 4-in-1 ハイブリッドフォーカス(像面位相差 + コントラスト + レーザー + デプスAF)/ 4K動画撮影 |
インカメラ (ライカ) | 800万画素 (開口部F1.9 / FF) |
バッテリー | 容量3200 mAh (一体型) |
連続通話時間 | – |
連続待受時間 | – |
SIM | デュアルSIM(DSDS対応)/ SIMサイズ:nano |
通信方式 | SIM 1] FDD-LTE : B1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/25/26/28/29 TDD-LTE : B38/39/40/41 キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応 WCDMA : B1/2/4/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz [SIM 2] WCDMA, GSMの上記周波数(音声通話のみ)
テザリング最大接続数:8台 |
通信速度 | 下り(受信時):最大262.5Mbps(LTE) 上り(送信時):最大50Mbps(LTE)※1 |
通信方式 | 802.11 a/b/g/n/ac準拠(2.4/5.0GHz), USB Type C (High Speed/OTG対応), NFC |
Bluetooth | v4.2 with BLE |
その他 | 測位方式:GPS / AGPS / Glonass / Beidou / Galileo センサー:加速度, コンパス, ジャイロ, 環境光, 近接, HALL, 指紋認証 |
カラー | ダズリングブルー / プレステージゴールド / ミスティックシルバー / グラファイトブラック |
サイズ |
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バッチリですね。
というか、P9の不満点が全て解消されてる感じ。
HUAWEI P10とP9のスペック比較
P9と比べてみても各所パワーアップしています。
- CPU(Huawei Kirin955→Huawei Kirin960)
- メモリ(3GB→4GB)
- ストレージ(32GB→64GB)
- microSD(128GB→256GB)
- カメラ(省略)
- バッテリー(3000mAh→3200mAh)
- SIM(シングル→デュアル)
文句なしのパワーアップです。
ただお財布携帯は欲しいな〜。個人的には。
開封レビュー&注目ポイント
梱包内容・付属品は、
- HUAWEI P10 本体
- 純正スマホカバー
- クイックガイド
- 3.5mmイヤホン
- ACアダプタ
- USBケーブル(TYPE-C)
- SIMピン
ちなみにこれはインターナショナルモデルなので、出荷国である中国語の説明書になります。
といっても説明書なんかは見なくても、本体のナビゲーション(日本語)で全て設定できますのでご安心を。
▼ 写真じゃわかりにくいですが、最初から保護シールが貼ってあります。スマホケースが付属していることといい、気遣いが素晴らしいと思います。
▼ 今回提供していただいたのは、世界のトレンドカラーを牽引する「PANTONE」が監修したダズリングブルー。この他にも「グラファイトブラック」「プレステージゴールド」「ミスティックシルバー」と、全4色展開。
ちなみに、「HUAWEI」と「PANTONE」は、独占パートナーシップを結んでいます。Leicaといい、PANTONEといい、ちょっと豪華過ぎませんかね?
▲ 表面は「スマートフォン初」というダイヤモンドカットを採用。細かく削り出している仕様なので、滑りにくくサラサラとした触感です。何かの肌触りに似ているんですがねえ。んー思い出せない。
▲ 右サイドには電源ボタンとボリュームボタン。「電源+ボリュームマイナス」で、スクリーンショット撮影。(他に画面上にもスクショ撮影ボタンもあり)
薄さは約7mmです。
▲ 左サイドにはSIMスロット。後ほど紹介しますが、HUAWEI P10はデュアルSIM端末です。
▲ 上部にはマイクですかね。
▲ 下部にはイヤホンジャック、マイク、USB TYPE-Cコネクタ、スピーカー。やはりTYPE-Cは裏表がないので接続時、非常に快適です。それに加え転送速度も高速ですからね。
デュアルスタンバイについて
▲ 先程紹介したSIMスロットですが、デュアルシムなので、デュアルスタンバイが可能です。
▲ SIMピンをホールに挿してスロットを引き出したあと、このようにセットすればOK。
▲ 2回線同時に待機されています。
またこのスロットは「SIMを2枚挿す」か、「SIM+MicroSDカードを入れる」か選べる仕様になっています。
SDカードは、最大256GBのカードを挿入可能。本体のストレージ64GBと足せば、320GBという大容量ストレージが可能になります。
▲ ちなみに、SIM2枚持ちなら断然楽天モバイルがおすすめです。
詳しくは「【最大18334円無料】2枚目の格安SIMは「楽天モバイル」がお得!データシムでも050番号が持てますよ」をご覧になってください。
ライカ ダブルレンズについて
燦然と輝くライカの紋章。ほとんどの方がこのダブルレンズ目当てで購入するのではないかと思うくらい、スマホ界で異彩を放っています。
前モデルP9のレンズからの進化はこんな感じ。
HUAWEI P10 | HUAWEI P9 | |
カメラの性能 |
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エグいです。笑
そしてもっとエグいのが画質です。
今から2枚の写真を見せますが、一方は「P10」、もう一方は「RICOH GR2」という画質に定評のある高級コンデジで撮ったものです。
どっちがどっちか分かるか試してください。
どうでしょう?ちなみに2つとも無加工です。
正解は上がP10で、下がGR2です。
まあGRに勝てるわけはありませんが、スマホのカメラとしてはかなりいい線いってるんではないでしょうか?
他にはこんなこともできたり、遊び心も忘れてませんよ。
指紋認証について
そして個人的に唸ったのは指紋認証の感度です。
普段iPhone SEを使っているんですが、汚れや皮脂でエラーになることもしばしば。
ですがP10は一度もエラーになってないどころか、そっと触れただけでロック解除されてしまいます。そっと触れた瞬間にはもう解除です。(大事なので2回言いました)
めちゃくちゃ快適です。凄い。
初期設定について
こちらインターナショナルモデルですが、初期設定に関して何も問題ありませんでした。
普通のスマホ通り日本語のナビゲーションに従っていけば完了します。
電波に関しても日本の電波が使用可能ですので、その点も安心してください。
セキュリティについて
セキュリティの関しては、「AVAST」という大手セキュリティメーカーのソフトが最初から保護してくれています。
内蔵のウイルススキャン機能も試してみましたが、安全とのことです。
使用感まとめ
久しぶりのアンドロイド端末でしたし、「HUAWEI Pシリーズ」ということで、個人的には非常に楽しみでした。
しばらく触ってみた感触としては、余裕で乗り換え決定です。
当初、普段使っているiPhone SEに比べるとサイズが大きい(5.1インチ)ので「使いにくいな〜」と思ったところは正直ありましたが、1日中触っていたらあまり気にならなくなっていました。もちろんサイズの大きさ以上に、「スペックが快適そのもの」というのが大きいですけどね。
ハイエンドモデルですので、動作がもたつくなんてことはありませんし、画面もきれい。ライカやPANTONEとのコラボという実力を伴ったブランド力。文句のつけようがありません。
あーっと、FeliCaは搭載して欲しかった。NFCは載ってるんですけどね。おサイフケータイ使いたかったんでね。そこだけ残念ポイントです。
というわけで、ほぼ完璧で、これ以上なにがひつようなの?という「HUAWEI P10」のレビューでした。ここまで買って後悔しないだろう端末はそうないと思います。
めちゃくちゃおすすめです。
▼ 購入の仕方はこの記事を参考にして下さい。
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